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【差役】🔗🔉

【差役】 サエキ 宋ソウ代、人民に課した労働奉仕制度。貧富によって九等にわけ、上の四等からは公用の人夫を徴発し、下の五等については免除した。租税の督促や地方警察などに当番で使役された。用人。小使。土地の治安をとり締まる下級役人。

【差配】🔗🔉

【差配】 サハイ 手わけして事務をとり扱うこと。〔国〕所有者にかわって貸し地・貸家などの管理をすること。また、その人。

【差異】🔗🔉

【差異】 サイ 違い。『差違サイ』

【差等】🔗🔉

【差等】 サトウ 等級の違い。『差次サジ』また、順序によって等級の区別をする。「愛無差等=愛ニ差等無シ」〔→孟子

【差遣】🔗🔉

【差遣】 サケン 使いをさし向ける。さしつかわす。官吏を地方に出張させる。

【差錯】🔗🔉

【差錯】 ササク じぐざぐになる。入り乱れる。

【已】🔗🔉

【已】 3画 己部  区点=5465 16進=5661 シフトJIS=9BDF 《音読み》 イ〈y〉 《訓読み》 やめる(やむ)/すでに/はなはだ/のみ 《意味》 {動}やめる(ヤム)。そこまででやめる。中止する。〈類義語〉→止。「予不得已也=予已ムヲ得ザルナリ」〔→孟子{動}やめる(ヤム)。官職をやめる。「三已之、無慍色=三タビコレヲ已ムルモ、慍色ナシ」〔→論語{副}すでに。もう…してしまった、の意をあらわすことば。〈対語〉→未イマダ。「已然イゼン」「已往イオウ(すでに過ぎ去ったこと)」「已知之矣=スデニコレヲ知レリ」〔→論語{副}はなはだ。程度がはげしいさま。ひどく。度をすぎて。▽已甚と続けて用いることが多い。「無已大康=ハナハダ大イニ康シムナシ」〔→詩経〕「是皆已甚=コレミナハナハダシ」〔→孟子{助}のみ。文末につけて、ずばりと言い切る語気をあらわすことば。〈同義語〉→矣。「可謂好学也已=学ヲ好ムト謂フベキノミ」〔→論語〕 《解字》 象形。古代人がすき(農具)に使った曲がった木を描いたもの。のち耜シ(すき)以イ(工具で仕事をする)已(やめる)などの用法に分化した。已(やめる)は、止(とまる)・俟イ(とまって待つ)に当てた用法。また、以に当てて用いる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1385