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【廻】🔗🔉

【廻】 9画 廴部  区点=1886 16進=3276 シフトJIS=89F4 《音読み》 カイ(クイ)/エ(〈hu〉 《訓読み》 めぐる/めぐらす/かえる(かへる)/かえす(かへす) 《意味》 {動}めぐる。めぐらす。ぐるりとまわる。ぐるりとまわす。〈同義語〉→回。「廻転」 {動}かえる(カヘル)。かえす(カヘス)。もとへ戻る。もとへ戻す。「不復廻=マタ廻ラズ」 「廻避カイヒ」とは、遠回りして避けること。〈同義語〉回避。 {形}ぐるりととりまいたさま。▽去声に読む。 《解字》 会意兼形声。回は、まるく回転するさまを示す。廴印は進み歩くことを示す。廻は「廴+音符回」で、ぐるぐるとまわって進むこと。 《単語家族》 回帰(もとへ戻る)と同系。また、運(めぐる)・還(まわる、もどる)とも縁が近い。 《類義》 →環 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 〈注〉熟語は→【回】を見よ。

【建】🔗🔉

【建】 9画 廴部 [四年] 区点=2390 16進=377A シフトJIS=8C9A 《常用音訓》ケン/コン/た…つ/た…てる 《音読み》 ケン/コン〈jin〉 《訓読み》 たつ/たてる(たつ) 《名付け》 たけ・たけし・たける・たつ・たつる・たて 《意味》 {動}たてる(タツ)。しっかりとたてる。また、堂々と定める。〈類義語〉→立→樹。「建立コンリュウ」「建功樹名=功ヲ建テ名ヲ樹ツ」 {動}意見を申したてる。「建言」「建議」 {形}しっかりしてじょうぶであるさま。▽健に当てた用法。 {動・名}北斗七星の柄が、ある方向をさす。北斗七星の柄のさす方向。「建寅ケンイン(夕方、星が見え始める時刻に、寅の方向をさす→正月)」「建卯ケンボウ(卯の方向をさす→二月)」「大建(大の月)」「小建(小の月)」 {名}福建省の略。 《解字》 会意。聿イツは、筆をまっすぐ手でたてたさま。建は「聿(ふで)+廴印(すすむ)」で、からだをまっすぐたてて堂々と歩くこと。→聿 《単語家族》 健康の健(からだがしゃんとたつ)と同系。また軒(高いのき)乾ケン(高く堂々としていて強い)とも縁が近い。 《類義》 立は、両足をそろえて安定してたつ。樹は、木のようにじっとひと所にたつ。起は、寝たからだをおこす。興は、いっせいにもりたてる。作は、動作をおこすこと。 《異字同訓》 たつ/たてる。 →立 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1479