複数辞典一括検索+

【懐妊】🔗🔉

【懐妊】 カイニン =懐姙。身ごもる。はらむ。妊娠。『懐胎カイタイ・懐孕カイヨウ』

【懐附】🔗🔉

【懐附】 カイフ なついてその人の側につく。

【懐服】🔗🔉

【懐服】 カイフク なついてつき従う。

【懐宝】🔗🔉

【懐宝】 カイホウ・タカラヲイダク 宝をいだき持つ。才能があるのに、用いられないことのたとえ。「懐其宝而迷其邦=ソノ宝ヲ懐キテソノ邦ヲ迷ハス」〔→論語

【懐抱】🔗🔉

【懐抱】 カイホウ ふところにいだく。親が子を愛し育てること。心におもう事がら。「或取諸懐抱、晤言一室之内=或イハ諸ヲ懐抱ニ取リテ、一室ノ内ニ晤言ス」〔→王羲之

【懐思】🔗🔉

【懐思】 カイシ なつかしくおもう。おもい慕う。「又心懐思、欲東帰=マタ、心ニ懐思シテ、東ニ帰ラント欲ス」〔→史記

【懐柔】🔗🔉

【懐柔】 カイジュウ なつかせる。うまく手なずけて従わせる。

【懐春】🔗🔉

【懐春】 カイシュン・ハルヲオモウ 恋心をいだく。女子が結婚したいとおもうこと。〔→詩経

【懐恵】🔗🔉

【懐恵】 カイケイ・ケイヲオモウ 利益を得たいとおもう。▽一説に、他から恩恵を受けてそれになつくこと。「小人懐恵=小人ハ恵ヲ懐フ」〔→論語

【懐郷】🔗🔉

【懐郷】 カイキョウ(クイキャウ)・キョウヲオモウふるさとをなつかしく思う。

【懐羞】🔗🔉

【懐羞】 カイシュウ はじらいの心をいだく。

【懐想】🔗🔉

【懐想】 カイソウ なつかしくおもう。

【懐疑】🔗🔉

【懐疑】 カイギ・ウタガイヲイダク 疑いを持つ。疑わしいとおもう。

【懐徳】🔗🔉

【懐徳】 カイトク・トクヲオモウ 徳を慕う。いつも徳を考えている。〔→論語

【懐撫】🔗🔉

【懐撫】 カイブ 人をなつけて安心させる。〔→後漢書

【懐緬】🔗🔉

【懐緬】 カイメン はるかに遠いものや、昔のことをおもう。

【所懐】🔗🔉

【所懐】 オモウトコロ 心に思っていること。思い。考え。所思。

【懐風藻】🔗🔉

【懐風藻】 カイフウソウ〔日〕〈書物〉現存する日本最古の漢詩集。撰者は淡海三船オウミノミフネ・石上宅嗣イソノカミノヤカツグ・葛井広成フジイノヒロナリなどの諸説があるが、未詳。751年成立。漢詩一二〇首(現行本は数首を欠く)を、作者別に集め年代順に配列している。作者は、文武天皇・大友皇子・大津皇子・藤原宇合フジワラノウマカイ・石上乙麻呂・葛井広成など六四人。大部分が上流階級の知識人。中国の儒教思想・老荘思想の影響を受けた発想によって、遊宴・応詔をうたった五言詩が大半で、類型的なものが多い。書名は、「先賢の遺風を懐オモう」の意から名づけられた。

漢字源 ページ 1730