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【戛然】🔗🔉

【戛然】 カツゼン 金や石など、かたい物が打ち合ったときなどに出るこつこつという音の形容。また、鶴ツルの鳴き声の形容。「戛然長鳴=戛然トシテ長鳴ス」〔→蘇軾くいちがうさま。

【戚】🔗🔉

【戚】 11画 戈部  区点=3244 16進=404C シフトJIS=90CA 《音読み》 セキ/シャク〈q〉 《訓読み》 うれえる(うれふ)/うれい(うれひ)/おの(をの)/まさかり 《意味》 {名}みうち。ごく身近な人の意から、親戚シンセキの意。▽特に、女の縁でつながる親戚。「外戚ガイセキ」「国戚コクセキ(皇室と縁組している親族)」 {動}うれえる(ウレフ)。身近にひしひしと感ずる。思いわずらう。細かく小さく心をくだく。「戚戚セキセキ(くよくよするさま)」「小人長戚戚=小人ハ長ニ戚戚タリ」〔→論語{名}うれい(ウレヒ)。思いわずらい。心配。「休戚相関=休戚アヒ関ス」「自詒伊戚=ミヅカラコノ戚ヲ詒ス」〔→詩経{名}おの(ヲノ)。まさかり。小さい手おの。のち、武楽の舞のとき、手に持って舞うおの。「朱干シュカン、玉戚ギョクセキ(朱塗りの楯タテと玉の斧)」〔→礼記〕 《解字》 会意兼形声。中の部分は、まめの細いつるで、小さく縮んだ意を含む。戚はそれを音符とし、戉(まさかり)を加えた字で、もと小さい手おののこと。促ソク(身近にせまる)に当てて、身近な親戚の意に用い、寂セキ(心細い)に似た意に用いて、心細く思いわずらう意となった。原義のままではあまり用いられない。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【戚里】🔗🔉

【戚里】 セキリ 天子の姻戚インセキを住まわせた所。▽漢代、長安にあった。天子の母方の親類。天子の外戚ガイセキ。

【戚施】🔗🔉

【戚施】 セキシ 背が縮んで曲がった人。人におべっかを使う人のたとえ。〔→詩経ひきがえる。顔かたちの醜い人のたとえ。

漢字源 ページ 1749