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【摩擦】🔗🔉

【摩擦】 マサツ こする。また、こすれる。〔国〕人と人との交際のときの不和・争い。

【擘】🔗🔉

【擘】 17画 手部  区点=5806 16進=5A26 シフトJIS=9DA4 《音読み》 ハク/ヒャク〈b〉〈bi〉/ヘキ/ヒャク〈b〉 《訓読み》 さく/さける(さく)/おやゆび 《意味》 {動}さく。さける(サク)。左と右とに、さっとさける。また、左右二つにさく。〈類義語〉→劈ヘキ(さく)。「擘裂ハクレツ」「釵擘黄金合分鈿=釵ハ黄金ヲ擘キ、合ハ鈿ヲ分カツ」〔→白居易{動}弓のつるを引き開いて張る。「擘張ハクチョウ(弓を張る)」 {名}おやゆび。たけの低いおやゆび。また、転じて親分のこと。▽これに対してたけの長い中指を将指ショウシという。「巨擘キョヘキ(大親分)」 《解字》 会意兼形声。辟ヘキは「人+辛(刑具)+口」からなる会意文字で、人のからだを刑具で横ざきにすることを示す。擘は「手+音符辟」で、横にさくこと。横に開けば平らになる。そこで、たけが低く平らなおやゆびのこと。→辟 《単語家族》 闢ヘキ(左右に開く)避ヒ(横にさける)と同系。また璧ヘキ(平らな玉)卑ヒ(たけが低い)とも同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【擘画】🔗🔉

【擘画】 ハッカク =擘劃。右に左にわけながら、人や事がらを整理して処分する。

【擘指】🔗🔉

【擘指】 ヘキシ 親指。〈類義語〉巨指。

【擘張】🔗🔉

【擘張】 ハクチョウ 手で弓をひきしぼること。▽足でふんばって弓をひくのを蹶張ケッチョウというのに対する。

【擘裂】🔗🔉

【擘裂】 ハクレツ 引きさく。また、つんざく。〈類義語〉劈裂ヘキレツ。

【攀】🔗🔉

【攀】 19画 手部  区点=5821 16進=5A35 シフトJIS=9DB3 《音読み》 ハン/ヘン〈pn〉 《訓読み》 よじる(よづ)/そる/そらす 《意味》 {動}よじる(ヨヅ)。腹をつけてからだをそらせるようにして、木や岩場を登る。よじのぼる。頭をあげてからだをそらせる。「登攀トウハン」「攀折ハンセツ(木によじのぼるときのようにからだをそらせて、枝を折る)」「人攀明月不可得=人、明月ヲ攀ヅルコト得ベカラズ」〔→李白{動}そる。そらす。弓型に曲げる。そりかえらせる。 {動}偉い人にすがって、出世を求める。すがりつく。▽高い木や山によじのぼることにたとえた言い方。「攀竜ハンリョウ・ハンリュウ(身分の高い人にすがる)」 《解字》 会意。攀の下の部分は、左右の手をそらせたさまで、反(そらせる)と同じ。攀は「林+交差のしるし+手をそえるさま」。いけがきをつくるとき、枝をそらせて、×型にからみあわせて編むことを示すため、林印(垣根の木)とそらすしるしを加えた。藩籬ハンリ(いけがき)の藩と同じ。また、からだをそらせて登ること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 1781