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【折枝】🔗🔉

【折枝】 セッシ 手足をもみほぐす。▽「枝」は、肢。一説に、腰をまげておじぎをする。また、草木の枝を折る。「孟子」梁恵王篇上の「為長者折枝=長者ノ為ニ枝ヲ折ル」から。エダヲオル「折柳」と同じ。

【折衷】🔗🔉

【折衷】 セッチュウ・チュウヲセッス あれこれ加減して、適当なところをとり入れてきめる。『折中セッチュウ』

【折風】🔗🔉

【折風】 セップウ 冠の名。花弁のような形。後漢のとき、高句麗コウクリ人が用いた。「金花折風帽=金花折風ノ帽」〔→李白

【折柳】🔗🔉

【折柳】 セツリュウ 〈故事〉ヤナギヲオル旅に立つ人を見送ること。送別。▽漢代では長安の都から旅立つ人を見送るとき、郊外の覇橋ハキョウまでいって柳の枝を折って旅立つ人に手渡して見送ったことから。『折枝セッシ』楽曲の名。故郷を旅立つ人、あるいは見送る人の送別の情を歌ったもの。「折楊柳セツヨウリュウ」とも。「此夜曲中聞折柳=コノ夜、曲中折柳ヲ聞ク」〔→李白

【折桂】🔗🔉

【折桂】 セッケイ・カツラヲオル 桂の枝を折って自分のものとする。科挙(官吏登用試験)に及第することのたとえ。

【折挫】🔗🔉

【折挫】 セツザ くじく。また、くじける。

【折傷】🔗🔉

【折傷】 セッショウ 折れ、傷つく。折り、傷つける。若死にすること。夭折ヨウセツ。

【折節】🔗🔉

【折節】 セッセツ・セツヲオル 今までの主義や態度を途中から変えること。変節。オリフシ〔国〕時々。ちょうどその時。時季。

【折腰】🔗🔉

【折腰】 セツヨウ・コシヲオル 腰を曲げる。人に頭を下げる。「安能摧眉折腰事権貴、使我不得開心顔=イヅクンゾヨク眉ヲ摧キ腰ヲ折リテ権貴ニ事ヘ、我ヲシテ心顔ヲ開クヲ得ザラシメンヤ」〔→李白

漢字源 ページ 1797