【接収】 セッシュウ うけとる。その物の管理を引きつぐ。〔国〕権力で財産などをとりあげる。

【接近】 セッキン 近づく。そばに寄る。親しく交際する。仲よくなる。物事の状態が似かよってくる。

【接見】 セッケン 地位の高い人が人を呼び寄せて会う。『接引セツイン・接延セツエン』〈類義語〉引見。

【接吻】 セップン くちづけ。キス。▽「吻」は、くちびる。

【接物】 セツブツ 外部のものに接触する。人とつきあう。

【接客】 セッキャク・セッカク 職業として客をもてなす。客にサービスする。キャクトセッス客と応対する。

【接待】 セッタイ 客をもてなす。接遇。〔仏〕人に飲食物をほどこす。

【接骨木】 ニワトコ すいかずら科の落葉低木。茎・葉を煎センじた汁を発汗剤とする。

【接容】 セツヨウ 招き入れて面会する。

【接遇】 セツグウ 来る客を迎えてもてなす。「出則接遇賓客＝出ヅレバスナハチ賓客ニ接遇ス」〔→史記〕

【接属】 セッショク つぎあわせて一つにする。「戯以意接属之、為横長一巻＝戯レニ意ヲモッテコレヲ接属シ、横長一巻ト為ス」〔→頼山陽〕

【接意】 セツイ 人の気に入るようにする。

【接遠】 セツエン 遠い先のことを知る。まだきざしのあらわれていない将来のことを知ること。〔→呂覧〕

【接触】 セッショク 近づいて触れる。相手と交渉する。

【接戦】 セッセン 戦争で、互いに近よって戦う。また、その戦い。「持短兵接戦＝短兵ヲ持シテ接戦ス」〔→史記〕勝敗がなかなか決まらない、せりあった試合。

【接踵】 セツショウ・クビスヲセッス・クビスヲツグ 前の人のかかとに後ろの人の足先がつく。あとからあとから人が続いてくること。また、物事が絶え間なく続いておこること。〔→国策〕