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【搗】🔗🔉

【搗】 13画 部  区点=5781 16進=5971 シフトJIS=9D91 《音読み》 トウ(タウ)〈do〉 《訓読み》 つく/うつ 《意味》 {動}つく。すみからすみまで、うすや型の中で、もち米や泥をついてこねる。〈同義語〉→擣{動}うつ。布地につやをだすために砧キヌタにのせて布をうつ。〈同義語〉→擣。「搗衣=衣ヲ搗ツ」 「搗乱トウラン」とは、こね回して悶着モンチャクを起こすこと。 《解字》 形声。「手+音符島」で、器の中で全部に行き渡ってたたいてこねること。 《単語家族》 周シュウ(全部に行き渡る)掏トウ(まんべんなくこねる)稲トウ(こねるもち米)などと同系。鋳チュウとも近い。

【搨】🔗🔉

【搨】 13画 部  区点=5782 16進=5972 シフトJIS=9D92 《音読み》 トウ(タフ)〈t〉 《訓読み》 する/のる/のせる(のす) 《意味》 {動}する。石碑などの表面に紙をのせて墨のついたたんぽでたたいて石ずりをつくる。「搨本トウホン」「原搨ゲントウ(いちばんもとの石ずり)」 {動}のる。のせる(ノス)。〈類義語〉→搭トウ。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音トウ)は、羽を上に重ねてのせること。上にのせる意を含む。搨はそれを音符とし、手をそえた字で、上に紙をのせてすること。 《単語家族》 搭乗トウジョウの搭(上にのる)榻トウ(上にのって寝る、寝台)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【搨本】🔗🔉

【搨本】 トウホン 石ずり。拓本。

【搏】🔗🔉

【搏】 13画 部  区点=5783 16進=5973 シフトJIS=9D93 《音読み》 ハク〈b〉 《訓読み》 うつ/とる/つかむ 《意味》 {動}うつ。ぱんと手のひらでたたく。平面をうち合わせる。〈同義語〉→拍。〈類義語〉→拊{動}とる。つかむ。ぱっと手のひらを物に当ててつかむ。「搏執ハクシュウ(手でつかまえる)」「搏食ハクショク(つかんで食べる)」 《解字》 会意兼形声。甫ホは、平らな苗床に芽がはえたさま。圃ホの原字。搏の右側の字は「寸(て)+音符甫」からなり、平面をあてる動作。搏はそれを音符とし、手をそえた字で、ぱんと平面をうち当てること。▽摶タンは、別字。 《単語家族》 迫(せまる)薄(平面がぴったりくっつく→うすい)拍(手の面をぱんと当ててうつ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1901