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【故実】🔗🔉

【故実】 コジツ 昔あった事がら。〔国〕法律制度・儀式作法・衣食住などについての昔からのしきたり。

【故知】🔗🔉

【故知】 コチ 昔からの知り合いの人。昔なじみ。=故智。先人が用いた知恵。昔の人がすでに行ったやり方。

【故侶】🔗🔉

【故侶】 コリョ 昔なじみの仲間。

【故林】🔗🔉

【故林】 コリン 以前に住んでいた林。また、昔なじみの林。「故林帰未得、排悶強裁詩=故林帰ルコトイマダ得ズ、悶ヲ排ハントテ強ヒテ詩ヲ裁ス」〔→杜甫

【故怨】🔗🔉

【故怨】 コエン 昔から持っている恨み。〈類義語〉宿怨シュクエン。

【故城】🔗🔉

【故城】 コジョウ =古城。古い城壁。古い町。もといた城。「孤魂翔故城=孤魂故城ニ翔ル」〔→曹植

【故家】🔗🔉

【故家】 コカ 古くから続いている家がら。〈類義語〉旧家。〔→孟子

【故剣】🔗🔉

【故剣】 コケン =古剣。古い剣。〈故事〉以前からの妻のたとえ。▽漢の宣帝が即位したとき、身分が低かったころに連れ添った妻を忘れず、その妻を古い剣にたとえて皇后とした故事による。〔→漢書

【故殺】🔗🔉

【故殺】 コサツ 過失ではなく、故意に人を殺すこと。〔国〕旧刑法で、計画的でなく、一時の激情のために深く考えずに人を殺すこと。〈対語〉謀殺ボウサツ。

【故紙】🔗🔉

【故紙】 コシ ほご紙。

【故淵】🔗🔉

【故淵】 コエン もと住んでいた淵フチ。「池魚思故淵=池魚ハ故淵ヲ思フ」〔→陶潜

【故郷】🔗🔉

【故郷】 コキョウ うまれた土地。ふるさと。『故丘コキュウ・故里コリ・故国ココク・故土コド』

【故習】🔗🔉

【故習】 コシュウ 昔からの習慣。

【故買】🔗🔉

【故買】 コバイ 盗んだ品物であることを知りながら、その品物を買うこと。

【故塁】🔗🔉

【故塁】 コルイ 昔の古いとりで。

【故意】🔗🔉

【故意】 コイ 古い心。昔なじみとしての友情のこと。「十觴亦不酔、感子故意長=十觴モマタ酔ハズ、子ノ故意ノ長キニ感ズ」〔→杜甫=古意。古めかしい趣。ことさらにたくらむ心。わざわざすること。

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