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【殷紅】🔗🔉

【殷紅】 アンコウ 黒みがかった赤色。

【殷殷】🔗🔉

【殷殷】 インイン 大きな音が重々しくとどろくさま。→〈意味〉

【殷商】🔗🔉

【殷商】 インショウ 殷イン王朝のこと。▽殷の人自身は商といい、のち、第十九代盤庚バンコウのとき、殷(今の河南省安陽市)に移ってから周の人たちは殷と呼んだ。

【殷盛】🔗🔉

【殷盛】 インセイ 栄えて盛んになる。『殷昌インショウ』

【殷勤】🔗🔉

【殷勤】 インギン =慇懃。ねんごろでていねいなこと。「臨別殷勤重寄詞=別レニ臨ミテ殷勤ニ重ネテ詞ヲ寄ス」〔→白居易

【殷軫】🔗🔉

【殷軫】 インシン 人数が多くてにぎやかなこと。

【殷富】🔗🔉

【殷富】 インプ 栄えて豊かなこと。「海内殷富、興於礼義=海内殷富ニシテ、礼義興ル」〔→史記

【殷雷】🔗🔉

【殷雷】 インライ おんおんと、重くこもった音をたてて鳴る雷。〔→詩経

【殷賑】🔗🔉

【殷賑】 インシン 繁盛していてにぎわしいこと。

【殷墟】🔗🔉

【殷墟】 インキョ =殷虚。殷インの都のあと。今の河南省安陽市の北西の地。▽清シン末に、土地の人が殷代の古文字を刻んだ亀甲キッコウ獣骨を発掘し、古代文字研究の貴重な資料となった。「殷墟」の名は、「史記」項羽本紀に見える。

【殷憂】🔗🔉

【殷憂】 インユウ 深いうれい。

【殷鑑不遠】🔗🔉

【殷鑑不遠】 インカントオカラズ〈故事〉殷インの人が戒めとすべき手本は、遠くにあるのではなく、前代の夏カの国が、桀ケツ王の暴政によって滅びたことにある。他人の失敗を、自分の戒めとすべきことのたとえ。〔→詩経

【殺】🔗🔉

【殺】 10画 殳部 [四年] 区点=2706 16進=3B26 シフトJIS=8E45 《常用音訓》サイ/サツ/セツ/ころ…す 《音読み》 サツ/セツ/セチ〈sh〉/サイ/セイ/サツ〈shi〉 《訓読み》 ころす/そぐ/へらす 《意味》 {動}ころす。刃物でそいで切る。転じて、死なせる行為をすべて殺という。〈類義語〉→戮リク。「殺害」「殺戮サツリク」「刺人而殺之=人ヲ刺シテコレヲ殺ス」〔→孟子{動}けずりとる。「抹殺マッサツ(けずったり消したりする)」 {形}すさんださま。「殺風景」 {助}動詞のあとにつけ、たまらないほどひどいの意をあらわす接尾辞。「笑殺(たまらないほどおかしがる)」「愁殺(心細くてやりきれないようにさせる)」「愁殺楼蘭征戍児=愁殺ス楼蘭征戍ノ児」〔→岑参サイス{動}そぐ。へらす。そぎとって量や大きさをへらす。「減殺」「相殺ソウサイ・ソウサツ(過不足をあわせて差をへらす)」「非帷裳必殺之=帷裳ニアラズンバ必ズコレヲ殺ス」〔→論語〕 《解字》 会意。「メ(刈りとる)+朮(もちあわ)+殳(動詞の記号)」で、もちあわの穂を刈りとり、その実をそぎとることを示す。 《単語家族》 散(そぎとってばらばらにする)と縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2399