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【流矢】🔗🔉

【流矢】 リュウシ とぶ矢。ねらいがはずれて飛んでくる矢。それ矢。ながれや。

【流石】🔗🔉

【流石】 リュウセキ ながれる石。イシヲナガス石をとかしてながす。サスガ〔国〕〈故事〉そうは思うものの、やはり。また、すぐれているだけあって。▽晋シンの孫楚ソンソが「漱流枕石=流レニ漱ギ石ニ枕ス」というべきところをまちがえて「漱石枕流」といったのを、王済オウセイがとがめると、それは、石で歯をみがき、流れで耳を洗うのだといった故事に感心して、借用した当て字といわれる。→「漱石枕流ソウセキチンリュウ」

【流布】🔗🔉

【流布】 ルフ 広く世の中に広まる。

【流民】🔗🔉

【流民】 リュウミン 生活の地盤を失って移住してながれ歩く人民。「路有流民終動心=路ニ流民有レバ終ニ心ヲ動カス」〔→陸游

【流目】🔗🔉

【流目】 リュウモク 目を方々に移して見る。見まわすこと。ナガシメ〔国〕よこ目でちらりと見ること。また、その目つき。

【流用】🔗🔉

【流用】 リュウヨウ まにあわせにきまった使い方以外の事がらに用いること。

【流会】🔗🔉

【流会】 リュウカイ〔国〕予定していた会合が中止になること。

【流汗】🔗🔉

【流汗】 リュウカン・アセヲナガス 汗をながす。汗がながれる。恥じたり、苦しんだりして汗をながす。

【流刑】🔗🔉

【流刑】 リュウケイ・ルケイ 隋ズイ・唐代以後の五刑の一つ。離れ島や遠く離れた土地に流す刑罰。死刑に次いで重い刑。

【流血】🔗🔉

【流血】 リュウケツ チヲナガス殺傷されて血をながす。血がながれる。殺傷されてながれる血。

【流血成川】🔗🔉

【流血成川】 リュウケツカワヲナス〈故事〉戦闘で死傷者の多いことのたとえ。〔→国策

【流血漂杵】🔗🔉

【流血漂杵】 リュウケツショヲタダヨワス〈故事〉流血が杵キネ(武器にしたこん棒)を漂わせる。戦争で死傷者の多いことのたとえ。『流杵リュウショ』〔→書経

【流行】🔗🔉

【流行】 リュウコウ 世の中に広く行われて行き渡ること。「徳之流行、速於置郵而伝命=徳ノ流行ハ、置郵シテ命ヲ伝フルヨリ速ヤカナリ」〔→孟子ながれるような能弁。〔→韓非〔国〕その時々の人々の好みにあって、もてはやされること。また、その好み。はやり。

漢字源 ページ 2550