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【混雑】🔗🔉

【混雑】 コンザツ いろいろなものが入り乱れて、秩序のないさま。

【混濁】🔗🔉

【混濁】 コンダク どす黒くいろいろなものがまじりあって濁る。世の中が乱れて秩序がなくなること。〈同義語〉渾濁・溷濁。「世、以混濁莫能用=世、混濁ヲモッテヨク用ルナシ」〔→史記

【混凝土】🔗🔉

【混凝土】 コンクリート〔国〕セメント・水・砂・砂利をねりまぜてかたまらせたもの。建築土木工事の材料として用いる。▽concreteの音訳。

【淬】🔗🔉

【淬】 11画 水部  区点=6235 16進=5E43 シフトJIS=9FC1 《音読み》 サイ〈cu〉 《訓読み》 にらぐ 《意味》 {動}にらぐ。刀をきたえるとき、鉄を焼いてさっと水に入れること。焼きを入れる。転じて、気をひきしめて、はげむ。 《解字》 会意兼形声。卒は「衣+十」の会意文字で、什伍(分隊)を構成する、はっぴのような着物を着た雑兵。十把ひとからげにひきいられる兵隊のこと。ひきしめる、小さくする意を含む。淬は「水+音符卒」で、焼きを入れて刀をひきしめること。 《単語家族》 率(ひきしめる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【淬励】🔗🔉

【淬励】 サイレイ 気をひきしめて、つとめはげむ。『淬勉サイベン』

【淬礪】🔗🔉

【淬礪】 サイレイ 刃物をとぎきたえる。転じて、自分の修養につとめる。〈類義語〉礪淬レイサイ・砥礪トレイ。

【済】🔗🔉

【済】 11画 水部 [六年] 区点=2649 16進=3A51 シフトJIS=8DCF 【濟】旧字旧字 17画 水部 区点=6327 16進=5F3B シフトJIS=E05A 《常用音訓》サイ/す…ます/す…む 《音読み》 サイ/セイ/ザイ〈j・j〉 《訓読み》 すます/すくう(すくふ)/なす/わたる/わたす/すむ 《名付け》 いつき・お・かた・さだ・さとる・すみ・ただ・とおる・なり・なる・まさ・ます・やす・よし・わたす・わたり・わたる 《意味》 {動}すくう(スクフ)。不足を補って、平等にならす。困っている者に当てがって、水準の線までそろえてやる。「救済」「経世済民ケイセイサイミン(世の中を調整して人民の生活のでこぼこをなくする)」「博施於民而能済衆=博ク民ニ施シテヨク衆ヲ済フ」〔→論語{動}なす。でこぼこや過不足を調整する。ととのえてまとめあげる。「済美=美ヲ済ス」「無済於事=事ニ済ス無シ」 {動}わたる。わたす。川や難路を無事に通り切る。また、通す。 セイス{動}障害を除いてうまく調整する。「鑿河八十里以済不通=河ヲ鑿ツコト八十里モッテ不通ヲ済ス」〔→枕中記{名}やりくり。「取済於一時=済ヲ一時ニ取ル」〔→欧陽脩{名}川名。済水。河南省済源県に源を発し東南に流れて黄河にはいる。下流は大小の支流にわかれる。昔は黄河本流と並行して東流し、渤海ボッカイに注いだ。▽河水を調整して流したので済という。 「済済セイセイ・サイサイ」とは、数多くそろっていてりっぱなさま。「済済多士=済済タル多士」〔→詩経〔仏〕「済度サイド」とは、仏道によって人を極楽へわたすこと。 〔国〕すむ。終わる。また、うまくやりすごす。 《解字》 会意兼形声。齊(=斉)の原字は、物がでこぼこなくそろったさまをあらわす象形文字。濟は「水+音符齊」で、川の水量を過不足なく調整すること。調整してそろえる意を含む。→斉 《単語家族》 儕セイ(そろった仲間)劑サイ・セイ(=剤。そろえて切る)齋サイ(=斎。起居をきちんとととのえる)などと同系。 《類義》 →渡 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2570