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【瀁】🔗🔉

【瀁】 18画 水部  区点=6339 16進=5F47 シフトJIS=E066 《音読み》 ヨウ(ヤウ) 《意味》 「瀁瀁ヨウヨウ」とは、水や心のゆらゆらと果てしないさま。 《解字》 形声。「水+音符養」。 《熟語》 →下付・中付語

【濫】🔗🔉

【濫】 18画 水部 [常用漢字] 区点=4584 16進=4D74 シフトJIS=9794 《常用音訓》ラン 《音読み》 ラン(ラム)〈ln〉 《訓読み》 あふれる(あふる)/みだれる(みだる)/みだりに 《意味》 {動}あふれる(アフル)。水がわくの外にあふれ出る。〈類義語〉→溢イツ。「泛濫ハンラン(=氾濫)」「洪水横流、氾濫於天下=洪水ハ横流シテ、天下ニ氾濫ス」〔→孟子{動}物の表面が水面と同じくらいの高さになるようにひたす。「濫觴ランショウ」 ランス{動}みだれる(ミダル)。物事のわくの外にはみ出て、かってきままなことをする。「小人窮斯濫矣=小人ハ窮スレバココニ濫ス」〔→論語{形}調子はずれであるさま。また、いきすぎであるさま。「濫刑」「濫調(でたらめの文章や調子)」 {副・形}みだりに。むやみに行うさま。また、資格もないのに行うさま。「濫入党中=濫リニ党ノ中ニ入ル」〔→後漢書ランナリ{形}わくをこえて多すぎるさま。「兵冗官濫=兵ハ冗リ官ハ濫ナリ」〔→欧陽脩〕 《解字》 会意兼形声。監は「うつ向いた目+人+水をはった皿サラ」の会意文字で、人がうつむいて水鏡に顔をうつすさま。そのわくの中に収まるようにして、よく見るの意を含む。鑑(かがみ)の原字。檻カン(わくをはめて出ぬようにするおり)と同系のことば。濫は「水+音符監」で、外に出ないように押さえたわくを越えて、水がはみ出ること。→監 《類義》 溢イツは、いっぱいになってあふれること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 2686