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【焼夷】🔗🔉

【焼夷】 ショウイ 焼きはらう。「項王遂焼夷斉城郭=項王遂ニ斉ノ城郭ヲ焼夷ス」〔→史記

【焼尽】🔗🔉

【焼尽】 ショウジン 焼けてすっかりなくなる。

【焼却】🔗🔉

【焼却】 ショウキャク 焼きすてる。『焼棄ショウキ』

【焼香】🔗🔉

【焼香】 ショウコウ 香をたく。香をたいて仏・死者のために祈る。

【焼眉】🔗🔉

【焼眉】 ショウビ・マユヲヤク〈故事〉眉毛マユゲを焼く。物事がさしせまっていることのたとえ。〈同義語〉焦眉。〈類義語〉然眉ネンビ・燃眉ネンビ。「焼眉之急」

【焼残】🔗🔉

【焼残】 ショウザン 焼いて破壊する。また、焼かれてなくなる。「乱来史筆亦焼残=乱アリテ来リ史筆モ亦タ焼残ス」〔→元好問

【焼酎】🔗🔉

【焼酎】 ショウチュウ 酒かす・麦・あわ・じゃがいも・さつまいもなどを原料にし、アルコールを蒸留して作る、アルコール分の強い酒。『焼酒ショウシュ』

【焼痕】🔗🔉

【焼痕】 ショウコン 焼け跡。野原の草などを焼いたあと。野焼きのあと。「菌耳懸枯木、焼痕入古城=菌耳枯木ニ懸カリ、焼痕古城ニ入ル」〔→袁宏道

【焼溺】🔗🔉

【焼溺】 ショウデキ 火事で焼けたり、水におぼれたりすること。

【焼燔】🔗🔉

【焼燔】 ショウハン 火の粉をあげて燃える。

【然】🔗🔉

【然】 12画 火部 [四年] 区点=3319 16進=4133 シフトJIS=9152 《常用音訓》ゼン/ネン 《音読み》 ゼン/ネン〈rn〉 《訓読み》 しかり/しかれども/しかし/しかるに/もえる(もゆ) 《名付け》 しか・なり・のり 《意味》 {指}しかり。肯定・同意するときのことば。転じて、「そう、よろしい」と引き受けるのを「然諾」といい、イエスかノーかを「然否」という。「対曰然=対ヘテ曰ハク然リト」〔→論語{指}しかり。肯定・同意・承認をあらわすことば。そのとおり。そうだ。「信然=マコトニ然リ」「果然=果タシテ然リ」「以為然=モッテ然リトナス」「其道然也=ソノ道然ルナリ」〔→荀子「若…然」「如…然」とは、「…のごとくしかり」と訓読して、…のようである、そのようであるの意をあらわすことば。「如不得其意然=ソノ意ヲ得ザルガゴトク然リ」 {接続}しかれども。しかし。しかるに。けれども。〈類義語〉→而シカモ。「然今卒困於此=然レドモイマ卒ニココニ困シム」〔→史記「然而シカリシコウシテ」とは、それだのにの意をあらわす接続詞。「黎民不飢不寒、然而不王者未之有也=黎民ハ飢ズ寒エズ、然リ而ウシテ王タラザル者ハイマダコレ有ラザルナリ」〔→孟子「然則シカラバスナワチ」とは、そうだとしたら、そうならばの意をあらわす接続詞。「然則人之性悪、明矣=シカラバ則チ人ノ性悪ナルコト、明ラカナリ」〔→荀子「然後シカルノチ」とは、そののち、それからの意で、事がらや時間の前後関係をあらわす接続詞。「待師法然後正=師法ヲ待チテ然ル後正シ」〔→荀子「雖然シカリトイエドモ」とは、そうとはいってもの意の接続詞。 {助}形容詞や副詞につく助詞。〈類義語〉→焉エン→爾ジ。「忽然コツゼン」「泰然」「填然鼓之=填然トシテコレニ鼓ス」〔→孟子{助}文末について推量や判定の気持ちをあらわす助詞。▽訓読では読まない。「若由也、不得其死然=由ノゴトキヤ、ソノ死ヲ得ザラン」〔→論語{動}もえる(モユ)。熱を出してもえる。〈同義語〉→燃。「若火之始然=火ノ始メテ然ユルガゴトシ」〔→孟子〕 《解字》 会意。上部はもと厭の厂を除いた部分と同じで、犬の脂肪肉を示す会意文字。然は、その略体と火を合わせた字で、脂アブラの肉を火でもやすことを示す。燃の原字で、難(自然発火した火災)と同系。のち、然を指示詞ゼン・ネンに当て、それ・その・そのとおりなどの意をあらわすようになった。そのため、燃という字でその原義(もえる)をあらわすようになった。▽熱ネツは、然の語尾が入声(つまり音)に転じたことば。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2727