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【瓦合之卒】🔗🔉

【瓦合之卒】 ガゴウノソツ〈故事〉こわれたかわらが雑然として集まっているように、統一のない役にたたない兵隊たち。〔→漢書

【瓦合烏集】🔗🔉

【瓦合烏集】 ガゴウウシュウ〈故事〉こわれたかわらの雑然とした集まりや、からすの集まりのように、統一のないより集まり。烏合ウゴウの衆。

【瓦全】🔗🔉

【瓦全】 ガゼン つまらないかわらとなって安全に残る。何も役にたたないでむだに生きのびること。〈類義語〉甎全センゼン。〔→北斉書

【瓦当文】🔗🔉

【瓦当文】 ガトウブン 古代、軒丸瓦ノキマルガワラの正面に書かれた文字。▽中国の戦国時代には、軒丸瓦の端は半円形であったが、漢代以後、円形がふつうになった。

【瓦缶】🔗🔉

【瓦缶】 ガフ 酒などを入れる、素焼きのほとぎ。▽「缶」は、腹が大きく口のつぼんだかめ。「濁酒盈瓦缶=濁酒ハ瓦缶ニ盈ツ」〔→李商隠

【瓦盆】🔗🔉

【瓦盆】 ガボン 素焼きの大皿オオザラやどんぶり。「瓦盆盛酒薦豚肩=瓦盆ニ酒ヲ盛リ豚肩ヲ薦ム」〔→陸游

【瓦剌】🔗🔉

【瓦剌】 ワアラア 種族の名。モンゴル族の一種。十五世紀はじめ、トゴンが出て漠北バクホクを統一し、エセンのとき全盛をきわめたが、清シンの高宗に征服された。オイラート。▽ワアラアは蒙古音オイラートの中国語の音訳。「衛拉特」「額魯」とも書く。ヨーロッパではカルムック族とよぶ。

【瓦釜雷鳴】🔗🔉

【瓦釜雷鳴】 ガフライメイ〈故事〉素焼きのかまが、雷のように大きな音をたてる。つまらない者がよい地位についていばりちらすこと。〔→楚辞

【瓦斯】🔗🔉

【瓦斯】 ガス〔国〕石炭ガスの略称。濃霧・もや、また、何かから生じて、空中に漂っている気体。▽オランダ語gasの音訳。

【瓦裂】🔗🔉

【瓦裂】 ガレツ かわらが砕けるように、ばらばらにこわれる。

【瓦解】🔗🔉

【瓦解】 ガカイ かわらが砕けるように、物事がばらばらにくずれる。

【瓦解土崩】🔗🔉

【瓦解土崩】 ガカイドホウ かわらが砕け、土がくずれるように、くずれてしまう。▽「淮南子」泰族訓から。

【瓦篝】🔗🔉

【瓦篝】 ガコウ 墨の原料である油煙をとる装置。「瓦篝春掃桐窓煙=瓦篝春ニ掃フ桐窓ノ煙」〔→高啓

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