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【白徒】🔗🔉

【白徒】 ハクト 訓練のできていない兵士。

【白馬寺】🔗🔉

【白馬寺】 ハクバジ 寺の名。河南省洛陽ラクヨウ県にある。中国の最初の仏寺。後漢の明帝のとき、迦葉摩騰カショウマトウ・竺法蘭ジクホウランの二僧が西域から仏典を白馬にのせて来たことにちなんで名がつけられ、これが中国に仏教が伝えられたはじめとされる。

【白馬非馬論】🔗🔉

【白馬非馬論】 ハクバヒバロン 中国の戦国時代の詭弁キベン学派の公孫竜コウソンリュウのとなえた認識論の一つ。「白馬」における白は色を、馬は形を規定するものであり、色には形の概念は含まれず、形には色の概念は含まれない。「白馬」とは色と形の両概念であって、馬という一概念とは異なる。つまり、馬は馬であり、白馬は白馬であって、白馬は馬ではない、という論。一語に含まれる概念を分析して、外観の認識と本体の認識との混同を戒めたもの。

【白馬節会】🔗🔉

【白馬節会】 アオウマノセチエ〔国〕宮中の年中行事の一つ。正月七日に、左右の馬寮メリョウから白馬(毛が白くて青みがかった馬)を紫宸殿シシンデンの庭に引き出して天皇の御覧にいれ、宴をたまわる儀式。

【白粉】🔗🔉

【白粉】 ハクフン 白色の粉末。おしろい。

【白旄】🔗🔉

【白旄】 ハクボウ 白いからうしの尾をさおの先につけた旗。軍隊の指揮官が指揮をするときに用いる。

【白狼】🔗🔉

【白狼】 ハクロウ 白いおおかみ。漢代の県名。今の遼寧リョウネイ省凌源県の南にあたる。

【白堊】🔗🔉

【白堊】 ハクア・ハクアク 白色の土。白土をこねて塗った壁。白壁。石灰岩の一種。白色粉末状の炭酸カルシウム。白墨。チョーク。

【白眼】🔗🔉

【白眼】 ハクガン しろめ。〈故事〉「青眼」に対して、人を軽蔑した目つき。冷淡な目つき。▽晋シンの阮籍ゲンセキが気に入らない客に対しては白眼を見せたという故事による。〔→晋書〕「挙觴白眼望青天=觴ヲ挙ゲ白眼モテ青天ヲ望ム」〔→杜甫

【白魚】🔗🔉

【白魚】 ハクギョ 白い魚。こいに似た川魚。にごい。しらうお。紙魚シミの別名。シラウオ〔国〕魚の名。からだは白く、すきとおり、細くて小さい。上等の食品とされる。

漢字源 ページ 3003