【相撲】 ソウボク 互いになぐりあう。スモウ〔国〕すもう。

【相輪】 ソウリン〔仏〕塔の頂上の、金属でつくられた部分の総称。露盤ロバン・伏鉢フクバチ・請花ウケバナ・九輪クリン・水煙スイエン・竜車リュウシャ・宝珠ホウジュからなる。また、水煙の下の九つの輪からなる飾りのみをもいう。

【相藉】 ソウセキ 重なりあう。きわめて多いこと。「往往而死者相藉也＝往往ニシテ死スル者アヒ藉ケリ」〔→柳宗元〕

【相識】 ソウシキ 互いに知りあう。知りあい。知人。「昔帰相識少、早已戦場多＝昔帰リシトキ相識少ナク、早クモスデニ戦場多カリキ」〔→杜甫〕

【眈】 9画　目部　 区点=6630　16進=623E　シフトJIS=E1BC 《音読み》　タン（タム）／トン（トム）〈dn〉 《意味》 ｛動｝見おろして欲ふかそうに見つめる。 ｛動｝深入りする。ふける。▽耽タンに、当てた用法。 《解字》 会意兼形声。右側の字は、人に重いかせをはめて上から下へ押さえつけたさまを示す会意文字。眈はそれを音符とし、目をそえた字で、深くはいりこむ意を含む。 《単語家族》 沈（水の中にしずむ）枕チン（頭がしずみこむまくら）耽タン（深入りする）と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【眈眈】 タンタン 見おろすさま。欲深くねらい見るさま。「虎視眈眈、其欲逐逐＝虎視眈眈タリ、ソノ欲逐逐タリ」〔→易経〕奥深いさま。〈類義語〉沈沈。

【眉】 9画　目部　［人名漢字］ 区点=4093　16進=487D　シフトJIS=94FB 《音読み》　ビ／ミ〈mi〉 《訓読み》　まゆ 《名付け》　まゆ 《意味》 ｛名｝まゆ。まゆげ。「眉目ビモク」「眉間ビカン・ミケン」 ｛名｝物の上はし。ふち。へり。「書眉ショビ（書き物の上のはし）」「居井之眉＝井之眉ニ居ル」〔→漢書〕 ｛名｝まゆ毛が長い年寄り。「眉寿ビジュ」 《解字》 象形。目の上にまゆがあるさまを描いたもので、細くて美しいまゆ毛のこと。 《単語家族》 ビ（ミ）ということばは、微（かぼそい、かすか）尾（細いおの毛）媚ビ（かぼそく細い）と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語