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【矢面】🔗🔉

【矢面】 ヤオモテ〔国〕矢のとんでくる正面。転じて、非難・質問が集中する立場や場所。

【矢庭】🔗🔉

【矢庭】 ヤニワ〔国〕即座に。▽矢を射たその場所での意から。だしぬけに。

【矢箙】🔗🔉

【矢箙】 シフク =矢服。矢を入れる道具。えびら。

【矢鏃】🔗🔉

【矢鏃】 シゾク やじり。

【矣】🔗🔉

【矣】 7画 矢部  区点=6667 16進=6263 シフトJIS=E1E1 《音読み》 イ〈y〉 《意味》 {助}文末につけて、断定や推定の語気をあらわすことば。…するぞ。…となるぞ。▽漢文では特に訓読しないが、文脈によって、…せん、…ならん、などと読むこともある。〈類義語〉→已。「可謂孝矣=孝ト謂フベシ」〔→論語〕「民徳、帰厚矣=民ノ徳、厚キニ帰セン」〔→論語〕 《解字》 象形。「厶+矢」と書くが、実は「匕+矢」が正しく、人が後ろをむいてとまったさまを描いたもの。疑の字の左側の部分と同じ。文末につく「あい」という嘆声であり、断定や慨嘆の気持ちをあらわす。息がつかえてとまるの意を含む。 《類義》 也ナリとは、…なのだと、ことわけて説明し判定した気持ちをあらわす助辞。 《熟語》 →下付・中付語

【知】🔗🔉

【知】 8画 矢部 [二年] 区点=3546 16進=434E シフトJIS=926D 《常用音訓》チ/し…る 《音読み》 チ〈zh〉 《訓読み》 しる/しらせる(しらす) 《名付け》 あき・あきら・おき・かず・さと・さとし・さとる・し・しり・しる・ちか・つぐ・とし・とも・のり・はる 《意味》 {動}しる。物事の本質を正しく見とおす。ずばりと当てる。感覚や判断・記憶などの働きを含めていう。〈類義語〉→識。「知性」「知我者其天乎=我ヲ知ル者ハソレ天カ」〔→論語{動}しらせる(シラス)。相手がしるようにする。「通知」 チナリ{形・名}物事を正しく見ぬく力がある。また、その力をそなえた人。「知者」「上知」「焉得知=イヅクンゾ知ナルヲ得ンヤ」〔→論語{形・名}交際して相手をよくしっている。その値うちをよくしっている。しりあい。「旧知」「知遇」 {動・名}州・県の役所の仕事をよく心得ている。また、そのような人。主任や地方の長官。「知事」「知県(県長)」 {名}物事の本質をみぬく能力。ちえ。▽去声に読む。〈同義語〉→智。「知恵(=智慧)」「好学近乎知=学ヲ好ムハ知ニ近シ」〔→中庸{名}陽明学派で、良知(人間固有の良心)のこと。「知行合一」 《解字》 会意。「矢+口」で、矢のようにまっすぐに物事の本質をいい当てることをあらわす。 《単語家族》 聖は知の語尾がのびたことばで、もと耳も口も正しく、物事を当てる知恵者のこと。また、是シ・ゼ(まっすぐ)と縁が近い。▽智は、名詞のちえをあらわすが、知で代用する。 《類義》 認は何ものであるかを見さだめること。識は、物事を区別し見わけること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3089