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【礼讚】🔗🔉

【礼讚】 ライサン =礼賛。〔仏〕仏を礼拝して、功徳をたたえること。仏・法・僧を礼拝すること。ほめたたえること。

【礼記】🔗🔉

【礼記】 ライキ〈書物〉五〇編。戦国時代・秦シン・漢初にわたり、孔子学派から分かれた諸家の、文化風習についての論を集めた書。いつごろ成立したかは不明。漢の戴徳タイトクの編した『大戴礼』と戴聖の編した『小戴礼』があり、たんに『礼記』という場合は『小戴礼』をさす。内容は広範囲でたとえば「礼運」篇では、太古に平等自由な大同の世があり、それがくずれて道徳法制によって人を規制する小康の世となり、戦乱の世となるという文明論を展開する。また「月令ガツリョウ」篇は天子の四季の行事が自然の動きと符合すべきことをのべ、漢代の「天人合一」の思想を導いている。また『大学』『中庸』は、おそらく孔子の門人の子思学派の系統を引くもので、「中」とか「誠」とかいう心性修養の論を導入している。のち宋学者がこの二編をとり出して『論語』『孟子モウシ』と合わせ、「四書」と称して儒学の基礎書とみなした。日本では養老令の大学寮の定めによって、『礼記』は大経の一つとして課せられている。五経の一つ。十三経の一つ。

【社】人名に使える旧字🔗🔉

【社】 人名に使える旧字 7画 示部 [二年] 区点=2850 16進=3C52 シフトJIS=8ED0 《常用音訓》シャ/やしろ 《音読み》 シャ/ジャ〈sh〉 《訓読み》 やしろ/しゃ/こそ 《名付け》 あり・こそ・たか 《意味》 {名}もと、土の生産力をまつった土地の神。土地をまつった所。今の中国の土地廟トチビョウの原形。▽君主は領内の五色の土で壇を築き、社壇と呼んだ。「社稷シャショク(土地の神と穀物の神。あわせて国の守り神)」「諸侯為百姓立社、曰国社=諸侯百姓ノ為ニ社ヲ立ツルヲ、国社ト曰フ」〔→礼記{名}その地の代表的な木を、土地神のかたしろとしたもの。▽のち、その土地にゆかりのある豪族や将軍をまつる。「社主」「哀公問社於宰我=哀公社ヲ宰我ニ問フ」〔→論語{名}土地の氏神を中心に集まった組合。昔は二十五戸を一つの単位とした。 {名}同志の集まった団体や組合。「詩社」「結社」 {名}公社や人民公社などの団体。「社員」 〔国〕やしろ。神社。「社務所」しゃ。「会社」の略。「本社」こそ。助詞の「こそ」。 《解字》 会意兼形声。土ド・トは、地上につちを盛った姿。また、その土地の代表的な木を、土地のかたしろとしてたてたさま。社は「示(祭壇)+音符土」で、土地の生産力をまつる土地神の祭り。地中に充実した物を外にはき出す土の生産力をあがめること。 《単語家族》 吐(はき出す)奢シャ(充実した力を盛大に外に出す)と同系。 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は8画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3139