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【称】🔗🔉

【称】 10画 禾部 [常用漢字] 区点=3046 16進=3E4E シフトJIS=8FCC 【稱】旧字旧字 14画 禾部 区点=6742 16進=634A シフトJIS=E269 《常用音訓》ショウ 《音読み》 ショウ〈chng・chng・chn〉 《訓読み》 はかる/となえる(となふ)/となえ(となへ)/ほめる(ほむ)/たたえる(たたふ)/あげる(あぐ)/はかり/かなう(かなふ) 《名付け》 あぐ・かみ・な・のり・みつ・よし 《意味》 {動}はかる。物を持ちあげて重さをはかる。はかりの左右を平均させてはかる。転じて広く、なりゆきをはかりにかけて考えること。〈同義語〉→秤。〈類義語〉→量。「称量(はかる)」「称家之有亡=家之有亡ヲ称ル」〔→礼記ショウス{動}となえる(トナフ)。世間を相手にしておおっぴらにいう。〈類義語〉→唱→号。「称呼」「称夫之母曰姑=夫ノ母ヲ称シテ姑ト曰フ」〔→爾雅{名}となえ(トナヘ)。おおやけにいう名前。「尊称」「称号」 ショウス{動}ほめる(ホム)。たたえる(タタフ)。わいわいと持ちあげる。おおっぴらにほめあげる。〈類義語〉→誉。「称誉」「驥不称其力、称其徳也=驥ハソノ力ヲ称セズ、ソノ徳ヲ称スルナリ」〔→論語{動}あげる(アグ)。持ちあげる。「称爾戈=ナンヂノ戈ヲ称ゲヨ」〔→書経{名}はかり。物をはかる道具。てんびんや棒のはかり。▽去声に読む。〈同義語〉→秤{動}かなう(カナフ)。はかりが左右平均するように、両方があい匹敵する。ちょうど対応しあう。▽去声に読む。「相称」「対称」「称意=意ニ称フ」 《解字》 会意兼形声。稱の右側(音ショウ)は「爪(手)+物が左右に平均してたれた姿」の会意文字で、左右平均してたれた物を手で持ちあげるさま。稱はそれを音符とし、禾(作物)を加えた字で、作物をぶらさげて重さをはかること。持ちあげる、はかるなどの意を含む。 《単語家族》 丞ジョウ(持ちあげる)勝(持ちあげる)昇(上にあげる)などと同系。 《類義》 唱は、はっきりととなえる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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