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【紫泥】🔗🔉

【紫泥】 シデイ 紫色の印肉。昔、書簡に封をするのに用いた。詔書。▽天子は紫色の印肉を用いたことから。

【紫房】🔗🔉

【紫房】 シボウ 紫色で飾ったへや。太后のへやのこと。▽漢の安陶太后が紫房をつくったことから。紫色の果実。

【紫苑】🔗🔉

【紫苑】 シオン 草の名。秋に薄紫色の花をつける。鑑賞用として栽培する。「返魂草」とも。

【紫皇】🔗🔉

【紫皇】 シコウ 仙人センニンの中で最高の位の者。〈類義語〉玉皇。

【紫陌】🔗🔉

【紫陌】 シハク 都の道路のこと。▽「陌」は、道路。

【紫宮】🔗🔉

【紫宮】 シキュウ 「紫微」と同じ。神仙シンセンのいる所。道教の寺。

【紫宸】🔗🔉

【紫宸】 シシン 天子の御殿。▽「紫」は、紫微。「宸」は、天帝のいる所。「鳴玉朝来散紫宸=鳴玉朝来紫宸ニ散ゼン」〔→杜甫紫宸殿のこと。

【紫宸殿】🔗🔉

【紫宸殿】 シシンデン 唐代、天子の御殿の名。〔国〕平安京の内裏ダイリの正殿の名。古くは、政務や公事を行う所であったが、後に、即位式を行う所となった。▽シシイデンとも読む。

【紫庭】🔗🔉

【紫庭】 シテイ 宮中の庭。「徳宗立仗御紫庭=徳宗仗ヲ立テテ紫庭ニ御ス」〔→白居易宮中。

【紫冥】🔗🔉

【紫冥】 シメイ 大空。▽「冥」は、暗い空。雲や霞カスミが日に映じて紫色になることから。『紫虚シキョ・紫空シクウ・紫穹シキュウ』「駕鴻凌紫冥=鴻ニ駕シテ紫冥ヲ凌グ」〔→李白

【紫紺】🔗🔉

【紫紺】 シコン 紫がかった紺色。

【紫雲】🔗🔉

【紫雲】 シウン 紫色の雲。徳の高い君主がいるときにたなびくとされている。「踏天磨刀割紫雲=天ヲ踏ミ刀ヲ磨キ紫雲ヲ割ク」〔→李賀

【紫雲英】🔗🔉

【紫雲英】 シウンエイ れんげ草。

【紫筍】🔗🔉

【紫筍】 シジュン 紫色の皮のたけのこ。「北嶺紫筍長=北嶺ニハ紫筍長ズ」〔→蘇軾茶の名。上等の茶とされる。

【紫陽花】🔗🔉

【紫陽花】 シヨウカ 木の名。初夏に多数の小花が集まって咲き、色が白、紫、淡紅と変化する。あじさい。

漢字源 ページ 3396