複数辞典一括検索+

【紫極】🔗🔉

【紫極】 シキョク 天子のいる所。宮城のこと。天子の位。帝位。

【紫禁】🔗🔉

【紫禁】 シキン 皇居のこと。「十年紫禁煙花繞=十年紫禁煙花繞ル」〔→元好問

【紫禁城】🔗🔉

【紫禁城】 シキンジョウ 明ミン・清シン代の宮城の名。北京ペキンにある。今は故宮博物院となっている。「紫金城」とも。

【紫塞】🔗🔉

【紫塞】 シサイ 万里の長城の別名。▽その土の色が紫色であるからという。▽「塞」は、とりで。

【紫電】🔗🔉

【紫電】 シデン 紫色にひらめくいなずま。▽物事のようすの変化がはやいことのたとえとしても用いる。とぎすました刀の光。鋭い眼光。

【紫電一閃】🔗🔉

【紫電一閃】 シデンイッセン 急迫した物事が急激に変化することのたとえ。すばやく抜いたり切ったりするときの刀剣のきらめきをいうことば。

【紫微】🔗🔉

【紫微】 シビ 北斗星の北東にある十五の星の名。中国の伝説では、その一つが天の軸にあたり天帝のいる所とされる。転じて、王宮のこと。『紫微宮シビキュウ・紫微星シビセイ・紫垣シエン・紫宮シキュウ』「小小生金屋、盈盈在紫微=小小ニシテ金屋ニ生マレ、盈盈トシテ紫微ニ在リ」〔→李白

【紫翠】🔗🔉

【紫翠】 シスイ 宝石の名。美しい山肌ヤマハダの、紫色や緑色。

【紫髯】🔗🔉

【紫髯】 シゼン 紫色のひげ。「紫髯垂頤鬱森森=紫髯頤ニ垂レ鬱トシテ森森タリ」〔→黄庭堅西方の異民族の赤黒いひげ。

【紫霄】🔗🔉

【紫霄】 シショウ おおぞら。▽日の光で空が紫色になることから。「霄」は、空。転じて、王宮のこと。

【紫駝】🔗🔉

【紫駝】 シダ 赤くり毛のらくだ。その肉は上等とされた。「紫駝之峰出翠釜=紫駝ノ峰ハ翠釜ヨリ出ヅ」〔→杜甫

【紫霞】🔗🔉

【紫霞】 シカ 紫色のかすみ。仙人センニンの住む宮殿のあたりにたなびくという。「綺裘明紫霞=綺アル裘ニ紫霞ハ明ラカナリ」〔→王安石

【紫檀】🔗🔉

【紫檀】 シタン 木の名。熱帯地方に産する。材木は、かたくて紫色で、上等の器具をつくるのに用いられる。また、香木としても用いられる。

漢字源 ページ 3397