【育育】 イクイク 生長するさま。生き生きとするさま。「浩浩者水、育育者魚＝浩浩タル水、育育タル魚」〔→管子〕

【育英】 イクエイ すぐれた才能の持ち主をそだてる。英才を育てる。▽「孟子」尽心篇上の「得天下英才而教育之、三楽也＝天下ノ英才ヲ得テコレヲ教育スルハ、三ノ楽シミナリ」から。教育。

【育徳】 イクトク・トクヲヤシナウ 人間としての徳性を身につけ、りっぱな人がらに育てあげる。「君子以果行育徳＝君子モッテ行ヒヲ果タシ徳ヲ育フ」〔→易経〕

【育鞠】 イッキク 子どもを育てやしなう。

【肩】 8画　肉部　［常用漢字］ 区点=2410　16進=382A　シフトJIS=8CA8 《常用音訓》ケン／かた 《音読み》　ケン〈jin〉 《訓読み》　かた 《意味》 ｛名｝かた。かっちりとして平らなかた。「比肩＝肩ヲ比ブ」「拍肩執袂＝肩ヲ拍チ袂ヲ執ル」「脅肩諂笑＝脅肩シテ諂ヒ笑フ」〔→孟子〕 ｛名｝かた。獣では、前足の上部。また、鳥では、翼のつけねの部分。また、器物の、人間でいえばかたにあたる部分。 ｛動｝かたで重さをこらえる。 ｛名｝三歳、または四歳の家畜。 「肩肩ケンケン」とは、かっちりとかたくて、まっすぐなさま。 《解字》 会意。「かたから手の垂れたさま＋肉」で、かたくて平らなかたのこと。上部は戸ではない。 《単語家族》 堅ケン（かっちり）幵ケン（かたくて平ら）などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語