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【胡乱】🔗🔉

【胡乱】 ウロン 正しい方法に従わないで、でたらめに行う。〔→朱子語類話などがでたらめで、あやしく疑わしい。▽ウもロンも唐宋トウソウ音。

【胡服】🔗🔉

【胡服】 コフク えびすの衣服。

【胡思乱量】🔗🔉

【胡思乱量】 コシランリョウ あれこれとくだらないことに思いをめぐらすこと。『胡思乱想コシランソウ』〔→朱熹

【胡為】🔗🔉

【胡為】 ナンスレゾ 疑問の意をあらわすことば。なぜ。どうして。何為。「胡為乎泥中=ナンスレゾ泥中ニン」〔→詩経コイ〔俗〕でたらめに物事を行うこと。

【胡風】🔗🔉

【胡風】 コフウ 北方のえびすの地方に吹く風。また、北方の地方から吹いて来る風。「胡風吹天飄塞鴻=胡風天ヲ吹キテ塞鴻飄ル」〔→李白

【胡姫】🔗🔉

【胡姫】 コキ 西域人の女。「胡姫貌如花=胡姫ノ貌花ノゴトシ」〔→李白

【胡孫】🔗🔉

【胡孫】 コソン 猿サルのこと。▽「胡(ひげをはやした老人)+孫(小さい)」の意で、小さい老人の姿をしていることから。

【胡桃】🔗🔉

【胡桃】 コトウ 木の名。山野に自生。果実の核はかたく、種子は食用・採油用。材は家具などに用いる。くるみ。

【胡馬】🔗🔉

【胡馬】 コバ 西方、または北方のえびすの地に産する馬。「胡馬秋肥宜白草=胡馬秋肥エテ白草ニ宜シ」〔→李白匈奴キョウドの兵士が乗った馬。

【胡馬依北風】🔗🔉

【胡馬依北風】 コバホクフウニヨル〈故事〉北方のえびすの地にうまれて今ほかの地方にいる馬は、北方から吹いて来る風に身を寄せてなつかしむ。故郷をなつかしむことのたとえ。「胡馬依北風、越鳥巣南枝=胡馬北風ニ依リ、越鳥南枝ニ巣フ」〔→古詩十九首

【胡粉】🔗🔉

【胡粉】 ゴフン 貝殻を焼いてつくった白い粉。白い絵の具・塗料に用いる。おしろい。「胡粉薄施細作眉=胡粉薄ク施シテ細ク眉ヲ作ル」〔→袁宏道

【胡笳】🔗🔉

【胡笳】 コカ あしの葉を巻いて作った笛。悲しい音色を出す。もと、北方のえびすが用いた。「君不聞胡笳声最悲=君聞カズヤ胡笳ノ声最モ悲シキヲ」〔→岑参

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