複数辞典一括検索+

【儒術】🔗🔉

【儒術】 ジュジュツ 儒学者の説く政治論。「今上即位、招致儒術之士=今上位ニ即キ、儒術ノ士ヲ招致ス」〔→史記

【儒道】🔗🔉

【儒道】 ジュドウ 儒学者が説く道理。儒家と道家。

【儒雅】🔗🔉

【儒雅】 ジュガ 正しい儒学。儒学をおさめ、教養が高くてすぐれていること。また、そのような人。「風流儒雅亦吾師=風流儒雅亦タ吾ガ師ナリ」〔→杜甫

【儒墨】🔗🔉

【儒墨】 ジュボク 儒学者と墨者。儒者の教えと、墨家の教え。

【儒林外史】🔗🔉

【儒林外史】 ジュリンガイシ〈書物〉五五回。清シンの呉敬梓ゴケイシ(1701〜54)の著。1745〜49年成立。口語体で書かれた長編風刺小説。内容は、官史登用試験に苦しむ受験生、出世のみを追求する官僚群、仕官に頓着せぬと見せかけて裏で功利心をもやす名士たちなど、当時の儒林、つまり読書人の世界の、虚偽と出世欲とを痛烈に風刺したものである。そこに描かれる読書人の姿は、うす気味悪い妖怪のうごめくさまに似ていたため、「魑魅魍魎チミモウリョウついに尺幅にあらわる」とまで評せられた。本書は長編小説ではあるが、特定の主人公や一貫した筋をもたない。多くのエピソードを積み重ね、一つの話から次の話が生じ、そこから第三の話が展開するというオムニバス形式をとっている。

【儘】🔗🔉

【儘】 16画 人部  区点=4854 16進=5056 シフトJIS=98D4 【侭】異体字異体字 8画 人部 区点=4389 16進=4B79 シフトJIS=9699 《音読み》 ジン/シン〈jn〉 《訓読み》 ことごとく/まま 《意味》 {副}ことごとく。ありたけ尽くして全部。〈同義語〉→尽〔俗〕「儘管チンクン」とは、どんなに…でもの意。▽宋ソウ・元ゲン以後の用法。 〔俗〕「儘多チントゥオ」とは、どんなに多くてもせいぜいの意。 〔国〕まま。思うとおり。また、物事のなりゆきに任せること。「我儘ワガママ」「気儘キママ」 《解字》 会意兼形声。盡の上部は、筆を持ち、その墨汁がたれて尽きるさまを示し、津シン(たれるしる)・燼ジン(燃え尽きる)の原字。盡の字はその下に皿を添えた会意文字で、手に持った筆の先からしずくが皿の上にたれつくさまを示す。儘は「人+音符盡ジン」で、最後の一滴までありたけの意の副詞に用いる。 《熟語》 →熟語

漢字源 ページ 361