【腓】 12画　肉部　 区点=7104　16進=6724　シフトJIS=E443 《音読み》　ヒ／ビ〈fi〉 《訓読み》　こむら 《意味》 ｛名｝こむら。すねの後部の、筋肉がふくらんだ部分。ふくらはぎ。 ｛動｝左右にさける。〈類義語〉→排。 ｛動｝病気になる。病む。 《解字》 形声。「肉＋音符非」。 《単語家族》 肥（ふくらんだ）と同系。

【脾】 12画　肉部　 区点=7103　16進=6723　シフトJIS=E442 《音読み》　ヒ／ビ〈p〉 《意味》 ｛名｝五臓の一つ。胃の左下、腸の上に、うすく平らにくっついている内臓。衰えた赤血球をこわし、白血球をつくる働きをする器官。脾臓ヒゾウ。▽漢方医学では胃を助けると考えた。 〔俗〕「脾気ピイチイ」とは、怒りやすい性分。かんしゃく。 ｛名｝股（また）のこと。また、ももの肉。▽髀ヒに当てた用法。 《解字》 会意兼形声。卑ヒは、平らでうすいしゃもじを手にもつさまの会意文字。脾は「肉＋音符卑」で、うすく平らに胃の下に付着しているひぞう。 《単語家族》 碑（うすく平らな石）髀ヒ（平らにくっついたももの肉）と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【脾肉之歎】 ヒニクノタン〈故事〉→「髀肉之嘆」