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【膏肓】🔗🔉

【膏肓】 コウコウ 心臓の下(=膏)と、横隔膜の上の部分(=肓)。身体の最も内側で、薬も針もとどかず病気の治しにくいところとされる。▽「春秋左氏伝」成公十年から。「病入膏肓=病膏肓ニ入ル」転じて、治しがたい病気。

【膏沢】🔗🔉

【膏沢】 コウタク あついめぐみ。恩恵。「膏沢下於民=膏沢民ニ下ル」〔→孟子

【膏沐】🔗🔉

【膏沐】 コウモク 髪の毛にあぶらをつけたり、髪を洗ったりする。みだしなみのこと。〔→詩経

【膏沃】🔗🔉

【膏沃】 コウヨク 土地などが非常によくこえていること。〈類義語〉肥沃ヒヨク。

【膏雨】🔗🔉

【膏雨】 コウウ 適切な時に、適度に降って、草木に栄養をあたえる雨。〈類義語〉滋雨・甘雨。「小国之仰大国也、如百穀之仰膏雨焉=小国ノ大国ヲ仰グヤ、百穀ノ膏雨ヲ仰グガゴトシ」〔→左伝

【膏渟】🔗🔉

【膏渟】 コウテイ 水の表面があぶらのように、波一つたたず、静かなさま。

【膏腴之地】🔗🔉

【膏腴之地】 コウユノチ よくこえて、作物のよくそだつ土地。〔→史記

【膏粱】🔗🔉

【膏粱】 コウリョウ あぶらののった肉と味のよいめし。ごちそうのこと。美食。「所以不願人之膏粱之味也=人ノ膏粱ノ味ヲ願ハザルユエンナリ」〔→孟子大金持ち。富豪。「膏粱子弟」

【膏壌】🔗🔉

【膏壌】 コウジョウ こえた土地。〈類義語〉肥壌。「嘉種盈膏壌=嘉種膏壌ニ盈ツ」〔→曹植

【膏薬】🔗🔉

【膏薬】 コウヤク 紙・布などにぬりつけて患部にはるあぶら薬。ねり薬。

【膏燭】🔗🔉

【膏燭】 コウショク あぶらをもやすともしび。

【膏露】🔗🔉

【膏露】 コウロ 万物をうるおし、そだてるつゆ。甘露。「天降膏露、地出醴泉=天ハ膏露ヲ降シ、地ハ醴泉ヲ出ダス」〔→礼記

【腿】🔗🔉

【腿】 13画 肉部  区点=3460 16進=425C シフトJIS=91DA 《音読み》 タイ〈tu〉 《訓読み》 もも 《意味》 {名}もも。ももと、はぎの総称。▽ももを大腿ダイタイ、はぎを小腿ショウタイという。 《解字》 形声。「肉+音符退タイ」で、肉づきよく太いもも。退の意の、しりぞくとは関係がない。 《単語家族》 堆タイ(ずんぐりと太い)と同系。 《類義》 →足

漢字源 ページ 3642