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【膜】🔗🔉

【膜】 14画 肉部 [常用漢字] 区点=4376 16進=4B6C シフトJIS=968C 《常用音訓》マク 《音読み》 マク/バク〈m〉//ボ〈m〉 《意味》 {名}動物の諸器官をおおいかくして、外から見えなくするまく。転じて、果実の中のうすいまく。「腹膜」「耳膜」 {動}からだを伏せて前をかくす。「膜拝モハイ」 《解字》 会意兼形声。莫は、草むらに日がかくれるさまをあらわし、暮(日ぐれ)の字の原字。おおい隠す意を含む。膜は「肉+音符莫バク(かくれて見えない)」で中を隠すうすいまく。 《単語家族》 幕(上からおおいかくすまく)墓(土をおおって死体をかくすはか)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【膜拝】🔗🔉

【膜拝】 モハイ ひざを地面について拝むこと。▽一説に、「拍拝」のなまったことばで、手をうって神仏を拝むこと。

【膂】🔗🔉

【膂】 14画 肉部  区点=7116 16進=6730 シフトJIS=E44F 《音読み》 リョ/ロ〈l〉 《意味》 {名}行列のように並んでいる背骨。〈同義語〉→呂リョ。「背膂ハイリョ(背骨)」 「膂力リョリョク」とは、体力のこと。▽背骨は力を入れるときの支柱となることから。 《解字》 会意兼形声。旅は、旗じるしのもとに隊列をくんだ人々をあらわす会意文字。膂は「肉+音符旅」で、隊列や旅人の行列のように並んだ背骨。 《単語家族》 呂リョ(並んだ背骨)侶リョ(並んだ仲間)と同系。 《熟語》 →下付・中付語

【膠】🔗🔉

【膠】 15画 肉部  区点=7117 16進=6731 シフトJIS=E450 《音読み》 コウ(カウ)/キョウ(ケウ)〈jio〉 《訓読み》 にかわ(にかは)/にかわする(にかはす) 《意味》 {名}にかわ(ニカハ)。器物を接合させる接着剤。動物の皮や骨を煮つめてつくる。 {名}ねばるもの。にかわ状の液。「樹膠ジュコウ」 コウス{動}にかわする(ニカハス)。ねじりあわせて結合させる。また、ねばってくっつく。「置杯焉則膠=杯ヲ置ケバスナハチ膠ス」〔→荘子コウタリ{形}ねっちりと結合してとけない。「膠漆之交コウシツノマジワリ」 《解字》 会意兼形声。右側の字(音リョウ・キョウ)は、よじれる意を含む。膠はそれを音符とし、肉を加えた字で、ねじりあわせて結合する意をもつ。 《単語家族》 糾(よじる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3645