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【草本】🔗🔉

【草本】 ソウホン 「草稿」と同じ。木本モクホンに対して、草の類。

【草衣】🔗🔉

【草衣】 ソウイ 草をあんでつくった粗末な着物。隠者の着物。また、隠者のこと。

【草行露宿】🔗🔉

【草行露宿】 ソウコウロシュク 道のない草原を歩き、夜は野宿して旅をすること。〔→晋書

【草次】🔗🔉

【草次】 ソウジ あわただしいわずかの間。まにあわせ。〈類義語〉倉率・造次。「草止」と同じ。

【草色】🔗🔉

【草色】 ソウショク 草の色。「草色緑無岸=草色緑ニシテ岸ナシ」〔→蘇軾

【草沢】🔗🔉

【草沢】 ソウタク 草はらと沼沢地(沼や湿地帯)。転じて、民間にいること。在野。

【草臥】🔗🔉

【草臥】 クサブシ〔国〕草の上にねる。野宿すること。クタビレ〔国〕つかれること。

【草芥】🔗🔉

【草芥】 ソウカイ 雑草と、ちりあくた。▽とるにたりないつまらない物事のたとえとして用いる。〈類義語〉土芥ドカイ。〔→孟子

【草具】🔗🔉

【草具】 ソウグ 粗末な食事。粗食。〔→史記とりあえず、まにあわせにととのえる。

【草舎】🔗🔉

【草舎】 ソウシャ 野宿する。「草屋」と同じ。

【草卒】🔗🔉

【草卒】 ソウソツ =草率。あわただしい。

【草服】🔗🔉

【草服】 ソウフク 草を材料としてつくった粗末な着物。▽葛衣カツイ(葛クズの茎でつくった衣類)などをさす。草をあんでつくったかぶりもの。一般庶民・農夫などがかぶる。転じて、いなか者。農夫などのこと。

【草屋】🔗🔉

【草屋】 ソウオク 草ぶきの家。『草房ソウボウ・草舎ソウシャ・草亭ソウテイ』「方宅十余畝、草屋八九間」〔→陶潜

【草荒】🔗🔉

【草荒】 ソウコウ 雑草がおいしげり、あれはてる。

【草窃】🔗🔉

【草窃】 ソウセツ こそどろ。野盗。▽「草」は、草野の意とも。また、抄・鈔と音が似ていて、取る意とも。〔→書経

【草草】🔗🔉

【草草】 ソウソウ あわただしく、苦労するさま。「士卒何草草、築城潼関道=士卒ナンゾ草草タル、城ヲ築ク潼関ノ道」〔→杜甫ぞんざいに簡略にすませるさま。草や木の盛んにおいしげるさま。手紙文の最後につけて、十分に気持ちを表現しえていないことを示すあいさつのことば。〈同義語〉匆匆。

漢字源 ページ 3743