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【蓊鬱】🔗🔉

【蓊鬱】 オウウツ 草木がこんもりと茂るさま。『蓊蔚オウイ・蓊蓊オウオウ・蓊薈オウカイ・蓊藹オウアイ』雲や霧がさかんにたちこめるさま。

【蓋】🔗🔉

【蓋】 13画 艸部  区点=1924 16進=3338 シフトJIS=8A57 【葢】異体字(A)異体字(A) 12画 艸部 区点=7268 16進=6864 シフトJIS=E4E2 【盖】異体字(B)異体字(B) 11画 皿部 区点=6621 16進=6235 シフトJIS=E1B3 《音読み》 ガイ/カイ〈gi〉/コウ(カフ)/ゴウ(ガフ)〈h・g〉 《訓読み》 おおう(おほふ)/ふた/かさ/けだし/なんぞ…せざる 《意味》 {動}おおう(オホフ)。かぶせて上からふたをする。また、かぶせて隠す。〈類義語〉→覆→掩エン。「覆蓋フクガイ」「遮蓋シャガイ(見えないようにさえぎっておおう)」 {名}ふた。かさ。上からかぶせてさえぎるおおい・ふた。また、草ぶきの屋根。「天蓋テンガイ」「車蓋シャガイ」 {単位}傘カサなどを数えることば。 {動}〔俗〕家をたてる。▽屋根をかぶせるの意から。 {動}〔俗〕はんこを押す。「蓋印ガイイン」 {副}けだし。文の初めにつき「おもうに」の意をあらわすことば。全体をおおって大まかに考えてみると。「蓋十世希不失矣=ケダシ十世失ハザルコト希ナリ」〔→論語{名}草ぶきの屋根。とま。 {疑}なんぞ…せざる。反問をあらわすことば。どうして…しないのか。何不…(なんぞ…せざる)をちぢめたことば。▽盍コウに当てた用法。 《解字》 会意兼形声。盍コウは「去+皿(さら)」の会意文字で、皿にふたをかぶせたさま、かぶせること。蓋は「艸+音符盍」で、むしろや草ぶきの屋根をかぶせること。 《単語家族》 甲(かぶせる)闔コウ(ふさぐ)などと同系。掩エン(かぶせておおう)とも縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3812