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【蒼莽】🔗🔉

【蒼莽】 ソウボウ・ソウモウ 草木のあおあおと茂っているさま。空があおあおとしているさま。

【蒼蒼】🔗🔉

【蒼蒼】 ソウソウ 空の色のあおあおとしているさま。「天之蒼蒼其正色邪=天ノ蒼蒼タルハソレ正色カ」〔→荘子草木がこんもりと茂っているさま。〔→詩経年老いて髪がしらがまじりであるさま。「両鬢蒼蒼十指黒=両鬢蒼蒼トシテ十指黒シ」〔→白居易あけ方のうすぐらいそらのさま。月があお白いさま。

【蒼潤】🔗🔉

【蒼潤】 ソウジュン うるおいのあるあお黒さ。

【蒼頭】🔗🔉

【蒼頭】 ソウトウ 兵士。兵卒。▽昔、あお黒い頭巾ズキンで頭を包んだことから。〔→国策下男。召使。「前呼蒼頭後叱婢=前ニ蒼頭ヲ呼ビ後ロニ婢ヲ叱ル」〔→白居易

【蒼蕪】🔗🔉

【蒼蕪】 ソウブ あおあおと茂った草むら。

【蒼顔】🔗🔉

【蒼顔】 ソウガン 年とってつやのない顔。「野老蒼顔一笑温=野老ノ蒼顔一笑シテ温ナリ」〔→蘇軾

【蒼蠅】🔗🔉

【蒼蠅】 ソウヨウ あおばえ。「匪鶏則鳴、蒼蠅之声=鶏ノスナハチ鳴クニハアラズ、蒼蠅ノ声ナリキ」〔→詩経〔俗〕はえ。転じて、とるにたりない、つまらないもののたとえ。

【蒼蠅附驥尾致千里】🔗🔉

【蒼蠅附驥尾致千里】 ソウヨウキビニフシテセンリヲイタス〈故事〉あおばえが足のはやい馬のしっぽについて千里もの遠くへいく。自分では力のない凡人が、りっぱな人についていて、てがらをたてることのたとえ。〔→史記

【蒼鷹】🔗🔉

【蒼鷹】 ソウヨウ あお白い羽をしたたか。猛鳥とされる。しらたか。▽きびしい役人のたとえとしても用いる。「蒼鷹画作殊=蒼鷹画キ作スコト殊ナリ」〔→杜甫

【蒼牙】🔗🔉

【蒼牙】 ソウガ〈人名〉→「伏羲フクギ」

【蒼頡】🔗🔉

【蒼頡】 ソウケツ〈人名〉古代、伝説上の人物。黄帝の臣下、鳥の足あとを見て文字をつくったという。倉頡とも。

【蒼帝】🔗🔉

【蒼帝】 ソウテイ〈人名〉五天帝のひとり。五行説で、春・東方を支配する神。→「五帝」

漢字源 ページ 3820