複数辞典一括検索+

【蓴羹鱸膾】🔗🔉

【蓴羹鱸膾】 ジュンコウロカイ〈故事〉じゅんさいの吸い物とすずきのなます。故郷を思う情のたとえ。「蓴鱸ジュンロ」とも。▽晋シンの張翰チョウカンが、自分の故郷のこれらの食べ物をなつかしみ、官を辞して帰郷した故事から。

【蔗】🔗🔉

【蔗】 14画 艸部  区点=7284 16進=6874 シフトJIS=E4F2 《音読み》 シャ/ショ〈zh〉 《訓読み》 あまい(あまし) 《意味》 {名}草の名。茎は竹に似ているが、中空ではない。節フシがあり、枝がなく、葉はてっぺんに集まっている。栽培して、茎に含まれる甘い汁から砂糖を製造する。さとうきび。「甘蔗カンシャ・カンショ」 {形}あまい(アマシ)。糖分がある。 {形}話などがおもしろい。よい。「蔗境シャキョウ」 《解字》 会意兼形声。「艸+音符庶(中みが充実する)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【蔗境】🔗🔉

【蔗境】 シャキョウ〈故事〉話や文章・事がらなどが、しだいにおもしろくなっていく部分。〈類義語〉佳境。▽さとうきびは先から食べて根元にいけばいくほど甘味をますことから。「世説新語」排調篇から。

漢字源 ページ 3829