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【公案】🔗🔉

【公案】 コウアン 役所の公式文書。裁判の判決書。〔仏〕禅宗で悟りの手引きとするため、座禅しようとする者に与える問題。古則とも。▽役所の公式文書に似て、厳正であっておかすことができないものであるところからこう呼ばれた。

【公益】🔗🔉

【公益】 コウエキ 公共の利益。

【公家】🔗🔉

【公家】 コウカ「公室」と同じ。コウケ・クゲ〔国〕朝廷。天皇。朝廷に直接仕えた臣下。殿上に同候する資格のある家。

【公害】🔗🔉

【公害】 コウガイ〔国〕人為的な生活活動が原因となって、不特定多数の一般住民の健康や生活環境をおびやかす現象。大気汚染・汚水・悪臭・騒音など。

【公庫】🔗🔉

【公庫】 コウコ 政府の倉庫。〔国〕住宅・生業などについて公共目的の融資をする政府の金融機関。住宅金融公庫・国民金融公庫など。

【公孫】🔗🔉

【公孫】 コウソン 君主の孫。公爵の諸侯の孫。諸侯の孫。公子の子。若い人を尊んでいうことば。

【公孫樹】🔗🔉

【公孫樹】 コウソンジュ・イチョウ 扇形の葉をもった落葉高木。秋、美しく黄葉する。雌雄異株。実をぎんなんという。銀杏ギンナン・イチョウ。▽「いちょう」は、その葉が、鴨(あひる)のあしに似ているため、近世中国語で「鴨脚イヤチャオ」と呼んだことから。

【公魚】🔗🔉

【公魚】 ワカサギ〔国〕きゅうりうお科の魚。全長約一五センチ。元来、北海産であるが、各地の湖沼へ移殖されている。

【公堂】🔗🔉

【公堂】 コウドウ 学校。〔→詩経〔俗〕裁判所。〔俗〕役所の建物。

【公理】🔗🔉

【公理】 コウリ 一般に通用する道理。数学や論理学で、証明しなくても正しいと認められる、他の命題の前提となる真理。

【公卿】🔗🔉

【公卿】 コウケイ 三公九卿の官。転じて、高位高官のこと。「出則事公卿、入則事父兄=出デテハ則チ公卿ニ事ヘ、入リテハ則チ父兄ニ事フ」〔→論語クギョウ・クゲ〔国〕摂政・関白・太政大臣・左大臣・右大臣と、大納言・中納言、三位以上、四位の参議の総称。

漢字源 ページ 405