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【六朝】🔗🔉

【六朝】 リクチョウ 三国時代の呉と、南北朝時代の東晋トウシン・宋ソウ・斉セイ・梁リョウ・陳チンの六王朝のこと。すべて今の南京ナンキン(当時、建業・建康といった)に都を置いた。▽また、広く三国時代の魏ギから隋ズイに至るまでをいうこともある。

【六道】🔗🔉

【六道】 リクドウ 顔にある耳・目・鼻・口と下部にある二つの穴。ロクドウ〔仏〕人間が生前の行為の報いによって死後必ず行かなければならないという六つの世界。地獄・餓鬼ガキ・畜生の三悪道と、修羅シュラ・人間・天上の三善道。六道輪廻ロクドウリンネ。『六趣ロクシュ』

【六博】🔗🔉

【六博】 リクハク 昔の遊戯の名。すごろくの類。▽白黒六つずつの札、または、石を使った。「連呼五白行六博=五白ヲ連呼シテ六博ヲ行フ」〔→李白

【六腑】🔗🔉

【六腑】 ロップ =六府。漢方医学で、六つの内臓。諸説があるが、大腸・小腸・膀胱ボウコウの三つと、胃・胆・咽喉インコウ・三焦のうちいずれか三つをあわせていう。「五臓六腑」

【六雄】🔗🔉

【六雄】 リクユウ・ロクユウ 中国の戦国時代の、韓カン・趙チョウ・魏ギ・燕エン・斉セイ・楚ソの六大国。

【六義】🔗🔉

【六義】 リクギ 「詩経」の詩に見られる三種の詩体、風・雅・頌ショウと、三種の表現法、賦フ・比・興キョウとをいう。〔→詩経「六書」と同じ。

【六穀】🔗🔉

【六穀】 リッコク・ロッコク 重要な六種の穀物。稲・黍モチキビ・稷キビ・粱オオアワ・麦・まこものみ。〔→周礼

【六塵】🔗🔉

【六塵】 ロクジン〔仏〕悟りの妨げとなる六種の世間の欲望。色・声・香・味・触・法。

【六徳】🔗🔉

【六徳】 リクトク 人の守るべき六つの徳。(イ)智・仁・聖・義・忠・和。〔→周礼〕(ロ)礼・仁・信・義・勇・智。(ハ)老人を敬う、幼児をかわいがる、病人を救う、孤児をあわれむ、貧窮者を豊かにしてやる、失業者に仕事をあたえてやる。▽その他の説もある。人の妻として守るべき六つの徳。柔順・清潔・不妬フト・倹約・恭謹・勤労。

漢字源 ページ 412