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【貂】🔗🔉

【貂】 12画 豸部  区点=7626 16進=6C3A シフトJIS=E6B8 《音読み》 チョウ(テウ)〈dio〉 《訓読み》 てん 《意味》 {名}てん。獣の名。いたちに似ていて、からだは細く、敏捷ビンショウに木に登る。毛皮はしなやかで、茶または黒色。貴人の服として用いられ、尾は、冠のかざりに用いられた。 《解字》 会意兼形声。「豸+音符召(しなやかな曲線をなす)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【貂寺】🔗🔉

【貂寺】 チョウジ 宦官カンガンのこと。▽貂尾チョウビ(てんの尾)の飾りのある冠をつけていたことから。「寺」は、寺人で、宦官のこと。

【貂裘】🔗🔉

【貂裘】 チョウキュウ てんの毛皮でつくった衣服。身分の高い人が用いる。「高風下木葉、永夜攬貂裘=高風木葉ヲ下シ、永夜貂裘ヲ攬ル」〔→杜甫

【貂蝉】🔗🔉

【貂蝉】 チョウセン 高官がもちいる冠の飾りにした、てんの尾と蝉セミの羽。「牛衣寒賤貂蝉貴=牛衣ハ寒賤ニシテ貂蝉ハ貴シ」〔→白居易

【貉】🔗🔉

【貉】 13画 豸部  区点=7627 16進=6C3B シフトJIS=E6B9 《音読み》 カク/ガク〈ho〉〈h〉/バク/ミャク 《訓読み》 むじな 《意味》 {名}むじな。たぬきに似た獣の名。〈同義語〉→狢{名}古代、中国東北地方から朝鮮北部にかけて住んでいたツングース系の民族。〈同義語〉→貊。「貉道バクドウ(=貊道。北方異民族のやり方)」 《解字》 形声。「豸+音符各」。 《熟語》 →下付・中付語

【貅】🔗🔉

【貅】 13画 豸部  区点=7628 16進=6C3C シフトJIS=E6BA 《音読み》 キュウ(キウ)/ク〈xi〉 《意味》 {名}猛獣の名。昔、飼いならして戦争に用いたという。▽勇猛な兵士にたとえる。「貔貅ヒキュウ」 《解字》 形声。「豸+音符休」。 《熟語》 →下付・中付語

漢字源 ページ 4209