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【遺則】🔗🔉

【遺則】 イソク 後世にのこされたおきて。「願依彭咸之遺則=願ハクハ彭咸ノ遺則ニ依ラン」〔→楚辞

【遺俗】🔗🔉

【遺俗】 イゾク 昔からのこし伝えられた風俗・習慣。「故家遺俗」〔→孟子ゾクヲワスル俗世と関係をたって顧みない。世事にうとい。「夫有高世之名、必有遺俗之累=ソレ高世ノ名有ルモノハ、必ズ遺俗ノ累有リ」〔→史記

【遺風】🔗🔉

【遺風】 イフウ 死後にまで影響が及んでいる、故人の感化・やり方。『遺韻イイン』「昔嘗詠遺風、著為十六篇=昔カツテ遺風ヲ詠ジ、著シテ十六篇ト為シヌ」〔→白居易昔から伝えられている風習。余風。さっとすぎさるはやい風。足のはやい馬。駿馬シュンメ。

【遺訓】🔗🔉

【遺訓】 イクン 死後にのこした教え。

【遺骨】🔗🔉

【遺骨】 イコツ 死者の骨。

【遺珠】🔗🔉

【遺珠】 イシュ わすれられたたいせつな玉ギョク。世間からわすれられているりっぱな人材のたとえ。また、人に知られていない詩文の傑作のたとえ。▽「荘子」天地篇から。

【遺書】🔗🔉

【遺書】 イショ 故人が、死後のために生きている人に対して書きおいた手紙。かきおき。散逸した書物。佚書イッショ。逸書。「使求遺書於天下=遺書ヲ天下ニ求メシム」〔→漢書故人が生前に書きおいた書物。『遺著イチョ』故人の所蔵していた書物。

【遺託】🔗🔉

【遺託】 イタク あとにいいのこした頼みごと。死後におこる問題の処理や子どもの後見を頼むこと。

【遺留】🔗🔉

【遺留】 イリュウ あとにのこりとどまる。また、そこにのこしとどめる。置いてわすれること。

【遺烈】🔗🔉

【遺烈】 イレツ 故人が生前にたてた、すぐれた功績。▽「烈」は、りっぱな仕事。「蓋有禹之遺烈焉=ケダシ禹ノ遺烈有ルナリ」〔→史記

【遺教】🔗🔉

【遺教】 イキョウ 先人ののこした教え。故人が死にぎわに生きている人に与えた教え。

【遺経】🔗🔉

【遺経】 イケイ のこし伝えられた、賢人の著書。「独抱遺経究終始=独リ遺経ヲ抱キテ終始ヲ究ム」〔→韓愈

【遺産】🔗🔉

【遺産】 イサン 故人が家族にのこしおいた財産。

漢字源 ページ 4493