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【遺詠】🔗🔉

【遺詠】 イエイ 故人が生前によんでのこした詩歌。

【遺策】🔗🔉

【遺策】 イサク ておちや、見落としのあったはかりごと。失計。『遺計イケイ』「無遺策=遺策無シ」先人ののこしたはかりごと。散逸した部分のある、昔から伝えられた書物。▽「策」は、竹札・木札に書いた書物。

【遺詔】🔗🔉

【遺詔】 イショウ 君主が臨終にいいおいたことば。

【遺堵】🔗🔉

【遺堵】 イト 建物などがこわれても、あとまでそこにのこっている土べい。「荒城空大漠、辺邑無遺堵=荒城ハ空シク大漠ニシテ、辺邑ニ遺堵無シ」〔→李白

【遺落】🔗🔉

【遺落】 イラク うちすててかえりみない。「縦酒昏酣、遺落世事=酒ヲ縦ニシテ昏酣シ、世事ヲ遺落ス」〔→晋書とりこぼす。とりこぼし。

【遺愛】🔗🔉

【遺愛】 イアイ 昔の人がもっていたような仁愛の徳。〔→左伝死者が生前、特にたいせつにしていた品。死者が生前愛していた子ども。わすれがたみ。故人が死後にまでのこした仁愛の徳。「立善有遺愛、胡為不自竭=善ヲ立ツレバ遺愛有ラン、ナンスレゾミヅカラ竭サザル」〔→陶潜

【遺棄】🔗🔉

【遺棄】 イキ とりのこしてすて去る。また、すておく。おきざりにする。

【遺業】🔗🔉

【遺業】 イギョウ 先人が後世にのこした事業や業績。『遺緒イショ』

【遺溺】🔗🔉

【遺溺】 イジョウ・イニョウ 夜、眠っているときなどに小便をもらす。寝小便。『遺尿イニョウ』

【遺跡】🔗🔉

【遺跡】 イセキ 昔の事件のあった場所や建物などが、後世にのこったもの。▽「遺蹟」の書きかえ字。『遺址イシ・遺阯イシ』あしあと。▽すてて顧みないもののたとえに用いる。

【遺腹】🔗🔉

【遺腹】 イフク 父親が生きているときに母親の胎内にいて、父親の死後にうまれる子ども。『遺腹子イフクシ』とも。

【遺算】🔗🔉

【遺算】 イサン 物事を行うのに不完全であること。計算違い。みこみちがい。

【遺精】🔗🔉

【遺精】 イセイ 睡眠ちゅうに精液を漏らす生理現象。

【遺像】🔗🔉

【遺像】 イゾウ 故人の姿をかたどった絵画や彫刻。「只与千古拝遺像=タダ千古ニ与ヘテ遺像ヲ拝セシム」〔→黄庭堅物体を見終わったあとまで視覚に残る映像。〈類義語〉残像。

漢字源 ページ 4494