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【遼東】🔗🔉

【遼東】 リョウトウ 秦シン代に置かれた郡の名。今の遼寧省東南部、遼河以東の地。

【遼東豕】🔗🔉

【遼東豕】 リョウトウノシ・リョウトウノイノコ〈故事〉世間知らずのひとりよがりのたとえ。▽遼東の人が、白頭のぶた(=豕)を珍しがって、河東(山西省)まで献上しに出かけたところが、河東のぶたはすべて白頭だったので、恥じて帰ったという故事から。『遼豕リョウシ』〔→後漢書

【遼迥】🔗🔉

【遼迥】 リョウケイ はるかに遠い。▽「迥」は、はるか。

【遼陽】🔗🔉

【遼陽】 リョウヨウ 地名。遼寧リョウネイ省に属する市。遼河の支流太子河の左岸にあり、紡績・醸造・搾油などの工業が行われる。古くからの城市で、漢代の遺跡が発掘されている。

【遼落】🔗🔉

【遼落】 リョウラク 遠くまで広々としてさえぎる物がないさま。『遼廓リョウカク』はるかにかけへだたっていて、及ばないさま。

【遼遠】🔗🔉

【遼遠】 リョウエン はるかに遠い。『遼リョウヨウ』

【遼隔】🔗🔉

【遼隔】 リョウカク はるかにへだたっている。『遼闊リョウカツ・遼絶リョウゼツ』

【遼遼】🔗🔉

【遼遼】 リョウリョウ はるかに遠いさま。

【遼史】🔗🔉

【遼史】 リョウシ〈書物〉一一六巻。元ゲンの托克托トクトらが編集した遼代の正史。二十四史の一つ。

【還】🔗🔉

【還】 16画 部 [常用漢字] 区点=2052 16進=3454 シフトJIS=8AD2 《常用音訓》カン 《音読み》 カン(クン)/ゲン〈hun・hi〉/セン/ゼン/カン(クン) 《訓読み》 かえる(かへる)/かえす(かへす)/めぐらす/めぐる 《意味》 {動}かえる(カヘル)。円をえがいてもとへもどる。いったのがもとの場所へもどる。〈類義語〉→返→復→旋。「帰還」「還自鄭=鄭ヨリ還ル」〔→左伝カンス{動}ふりかえる。「還視(かえりみる)」「羽還叱之=羽還シテコレヲ叱ス」〔→漢書{動}かえす(カヘス)。もとの所・所有者へもどす。やりかえす。相手の希望にこたえる。「返還」「還願」 {副}〔俗〕また、まだ、なおの意をあらわす中世以後のことば。〈類義語〉→尚。「還有(まだある)」 カンス{動}めぐらす。わくを設けて周りをとりまく。私利を守る。「内則大夫自還而不尽忠=内ハスナハチ大夫ミヅカラ還シテ忠ヲ尽クサズ」〔→管子{動}めぐる。ぐるぐるとまわる。▽旋セン(めぐる)に当てた用法。「周還シュウセン(=周旋。ぐるぐるとまわる)」 {形}くるくるめぐるさま。身のこなしがはやい。〈同義語〉→旋。 《解字》 会意兼形声。袁エンは「〇+衣」から成り、まるくゆとりをあけた衣服。還の右側は「目+音符袁エン」から成り、目をめぐらすこと。まるくまわるの意を含む。還はそれを音符とし、(足の動作)を加えた字で、円をえがいてもどること。 《単語家族》 環カン(まるいわ)園エン(まるい庭)と同系。帰(あるべきところにもどる)と特に近い。 《類義》 →反 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 4501