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【郛】🔗🔉

【郛】 10画 邑部  区点=7830 16進=6E3E シフトJIS=E7BC 《音読み》 フ〈f〉 《訓読み》 くるわ 《意味》 {名}くるわ。町の外をかこむ城壁。城の外側の囲い。外城。〈類義語〉→郭。 《解字》 会意兼形声。「邑+音符孚フ(外からつつむ)」で、外からすっぽりとつつむ意を含む。 《単語家族》 包(つつむ)抱(だきかかえる)孚(卵をだいてかえす)浮(水面に卵をだく母鳥のようにふせて泳ぐ)俘(とらえてかこんであるとりこ)と同系。 《熟語》 →熟語

【郛郭】🔗🔉

【郛郭】 フカク 城外の大きい囲い。外城に囲まれたくるわ。外からつつんで保護すること。

【郭】🔗🔉

【郭】 11画 邑部 [常用漢字] 区点=1952 16進=3354 シフトJIS=8A73 《常用音訓》カク 《音読み》 カク(クク)〈gu〉 《訓読み》 くるわ 《名付け》 ひろ 《意味》 {名}くるわ。外側をへいや城壁でとりまいた町。また、町の外がこいのへい。▽中国では町全体を城壁でとりまき、城門の外に発達した町を、さらに外城でとりかこむ。東の城門の外を東郭、西の城門の外を西郭という。〈同義語〉→廓。「城郭」「三里之城、七里之郭=三里ノ城、七里ノ郭」〔→孟子{名}物の外がこい。外わく。「輪郭(まるい外わく)」 {名}周代の国名。(イ)今の陝西センセイ省宝鶏県にあった。西郭。(ロ)今の河南省にあった。東郭。 {動}外わくを広げる。▽拡カクに当てた用法。「郭大(=拡大)」 「郭落カクラク」とは、からからとして中がうつろなさま。〈同義語〉廓落。 「郭索カクサク」とは、ごそごそと歩く音をあらわす擬声語。 〔国〕くるわ。その一区画をへいでとりまいた遊里。色まち。〈同義語〉→廓。 《解字》 会意。享は、真ん中に□印の城があり、その南北に城門のあい対するさまを描いた象形文字。郭は「邑(まち)+享」で、外壁で囲んだ町をあらわす。 《単語家族》 槨カク(外わく)獲カク(外からまいてつかむ)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

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