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【郡司】🔗🔉

【郡司】 グンジ〔国〕大化の制および大宝令制において、国司の下にあって郡内の行政をつかさどった役所。また、その役人。

【郡主】🔗🔉

【郡主】 グンシュ 唐代、太子の娘の称号。元ゲン・明ミン・清シン代、親王の娘の称号。

【郡守】🔗🔉

【郡守】 グンシュ 官名。郡の行政をつかさどる長官。秦シン代に置かれた。漢代には改めて太守タイシュと称した。「郡太守」とも。

【郡国】🔗🔉

【郡国】 グンコク 封建制度と郡県制度とを併用した漢代の制度。郡は天子に直属し、国は諸侯や王に分属した。

【郡県制度】🔗🔉

【郡県制度】 グンケンセイド 封建制度(諸侯を置いて国を治めさせる分割支配の制度)に対して、中央政府から地方に役人を派遣して行政を行わせる制度。公民を直接に支配する中央集権制度で、秦シンの始皇帝がはじめた。

【郡将】🔗🔉

【郡将】 グンショウ 漢代、太守(郡の長官)のこと。▽漢代には太守は、行政のほかに軍事をもつかさどったことから。

【郡尉】🔗🔉

【郡尉】 グンイ 秦シンの官名。郡の軍事をつかさどった。漢代に都尉トイと改められた。『郡都尉グントイ』

【郡斎】🔗🔉

【郡斎】 グンサイ 郡の役所。〔国〕江戸時代の代官所。

【郡望】🔗🔉

【郡望】 グンボウ 一郡ちゅうの名門。郡内での評判高い有力な家がら。

【郤】🔗🔉

【郤】 10画 邑部  区点=7828 16進=6E3C シフトJIS=E7BA 《音読み》 ゲキ/キャク/ケキ〈x〉 《訓読み》 くぼみ 《意味》 {名}くぼみ。中央がくぼみ、両辺の間があいた所。すきま。〈類義語〉→隙ゲキ。「有郤=郤有リ」「郤地ゲキチ(両国のすきまとなった、境めのあき地)」 {名}漢方医学では、骨と肉とのあいだ。 {名}地名。春秋時代、晋シンの叔虎シュクコの領地となった。のち姓となる。今の山西省沁水シンスイ流域にあった。 《解字》 会意兼形声。左側の部分は谷コクではなくて、口の上のくぼみをあらわす谷キャク。郤は「邑(まち)+音符谷」で、もと盆地であった山西省の地名。のち、くぼみ、すき間の意に用いる。▽卻キャク(=却)は、別字。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4521