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【野外】🔗🔉

【野外】 ヤガイ 町から離れた郊外の地。「野外罕人事=野外人事罕ナリ」〔→陶潜郊外の外の地のこと。▽邑外ユウガイ(人里の外)を郊、郊外を野、野外を林という。屋外。

【野卉】🔗🔉

【野卉】 ヤキ 野原にはえる野生の草。

【野史】🔗🔉

【野史】 ヤシ 正史に対して、民間で編纂ヘンサンされた歴史の書物。『野乗ヤジョウ』〈類義語〉稗史ハイシ・外史。

【野処】🔗🔉

【野処】 ヤショ 家をたてずに、野外で生活すること。「上古穴居而野処=上古ハ穴居シテ野処ス」〔→易経都を離れて郊外に住むこと。

【野生】🔗🔉

【野生】 ヤセイ 動物・植物が、ひとりでに山野に生育していること。男がへりくだっていうときの自称のことば。〈類義語〉小生。

【野合】🔗🔉

【野合】 ヤゴウ 正式の手続きをふまず、本人同士がかってに行った結婚。▽一説に、年齢の非常にちがうもの同士の結婚。「野合而生孔子=野合シテ孔子ヲ生ム」〔→史記野原で行われる戦闘。野戦。音楽を野原で合奏すること。

【野次】🔗🔉

【野次】 ヤジ 野宿すること。野原。ヤジ〔国〕自分に無関係な事物に興味を持って無責任に騒ぎまわること。また、その人。野次うま。ひやかして騒ぐこと。また、そのときに発することば。「野次をとばす」

【野色】🔗🔉

【野色】 ヤショク 野原のけしき。

【野老】🔗🔉

【野老】 ヤロウ いなかの粗野な老人。『野翁ヤオウ・野叟ヤソウ』「野老籬前江岸迴=野老ノ籬前江岸迴ル」〔→杜甫老人がへりくだっていうときの自称のことば。

【野芳】🔗🔉

【野芳】 ヤホウ 野原に咲きにおう花。『野花ヤカ』「野芳発而幽香=野芳発シテ幽ニ香ル」〔→欧陽脩

【野径】🔗🔉

【野径】 ヤケイ =野逕。野原にあるこみち。『野畦ヤケイ』「野径雲倶黒=野径雲ハトモニ黒シ」〔→杜甫

【野狐】🔗🔉

【野狐】 ヤコ 野原に住む野生のきつね。のぎつね。

漢字源 ページ 4574