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【錦瑟】🔗🔉

【錦瑟】 キンシツ 桐キリの胴に美しい模様のある大きな琴。「錦瑟無端五十絃=錦瑟端無クモ五十絃」〔→李商隠

【錦楓】🔗🔉

【錦楓】 キンプウ にしきのように美しく紅葉したかえで。

【錦旗】🔗🔉

【錦旗】 キンキ にしきでつくった旗。〔国〕赤地のにしきに太陽と月をかたどった旗。天皇の旗じるしとした。にしきのみはた。

【錦綺】🔗🔉

【錦綺】 キンキ にしきと、あやおりの絹。美しい絹織物のこと。

【錦鶏】🔗🔉

【錦鶏】 キンケイ にしきどり(きじに似た美しい鳥)のこと。

【錦繍】🔗🔉

【錦繍】 キンシュウ にしきのぬいとりのある絹織物。『錦綉キンシュウ』「駕前六軍錯錦繍=駕前ノ六軍錦繍錯ル」〔→陸游にしきと、ししゅう。美しくてりっぱな着物のこと。▽美しくて豪華なものを形容するときにも用いる。

【錦嚢】🔗🔉

【錦嚢】 キンノウ にしきでつくった袋。〈故事〉つくった詩の原稿を入れておく袋。▽唐の李賀リガが、よい詩ができるとにしきでつくった袋に入れておいた故事から。よい詩のたとえ。

【錦鱗】🔗🔉

【錦鱗】 キンリン こしきのような魚のうろこ。美しい魚のこと。

【錦纜】🔗🔉

【錦纜】 キンラン にしきでつくったともづな。「錦纜牙檣起白鴎=錦纜牙檣白鴎ヲ起タシム」〔→杜甫

【衣錦夜行】🔗🔉

【衣錦夜行】 ニシキヲキテヨルユク〈故事〉にしきでつくった衣服を着て夜出かけても、だれにもその美しさが見えない。人に知られないこと。▽出世しても故郷に帰らなければ、そのかいがないということのたとえとされる。「富貴不帰故郷如衣錦夜行=富貴ニシテ故郷ニ帰ラザルハ錦ヲ衣テ夜行クガゴトシ」〔→漢書

【衣錦還郷】🔗🔉

【衣錦還郷】 ニシキヲキテキヨウニカエル〈故事〉出世して誇らしげに故郷に帰る。故郷ににしきを飾る。

【衣錦尚絅】🔗🔉

【衣錦尚絅】 ニシキヲキテケイヲクワウ〈故事〉にしきの美しさをあまり目だたないようにするために、にしきでつくった衣服の上にうすいひとえを着る。▽君子が自分の美徳を他人にみせびらかすことがなくて、謙そんなことをあらわす。〔→詩経

漢字源 ページ 4632