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【雅】🔗🔉

【雅】 13画 隹部 [常用漢字] 区点=1877 16進=326D シフトJIS=89EB 《常用音訓》ガ 《音読み》 /ゲ〈y〉//ア〈y〉 《訓読み》 みやびやか(みやびやかなり)/もとより/からす 《名付け》 ただ・ただし・つね・なり・のり・ひとし・まさ・まさし・まさり・まさる・みやび・もと 《意味》 {形}みやびやか(ミヤビヤカナリ)。かどがとれて上品なさま。正統の。都めいた。〈対語〉→俗→鄙ヒ(ひなびた)。「風雅」「雅語」 {名}都めいた上品な音楽や歌。「雅声」 {名}「詩経」の中の、都びとの歌。▽正雅と変雅、また、大雅と小雅にわける。 {形}相手を尊敬してその人の言行や詩文につけることば。「雅嘱ガショク(あなたのお言いつけ)」 {名}上品で由緒正しいことば。また、古典語を解説したことば集のこと。また、その一つである「爾雅」のこと。「広雅」 {形}平素から使いなれているさま。また、いいなれているさま。「雅素(平素)」「子所雅言=子ノ雅言スル所」〔→論語{副}もとより。平素から。もともと。「雅不欲属沛公=雅ヨリ沛公ニ属スルヲ欲セズ」〔→漢書{名}からす。アアとなくからす。〈同義語〉→鴉ア。 《解字》 形声。牙ガは、交互にかみあうさまで、交差してすれあうの意を含む。雅は「隹(とり)+音符牙」で、もと、ガアガア・アアと鳴くからすのこと。ただし、おもに牙の派生義である「かみあってかどがとれる」の意に用いられ、転じて、もまれてならされる意味となる。 《単語家族》 御(ならす)午ゴ(もちをつきならすきね)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

【雅人深致】🔗🔉

【雅人深致】 ガジンシンチ 俗世間を超越した高尚な心の人の持つ、深いおもむき。〔→世説

【雅才】🔗🔉

【雅才】 ガサイ =雅材。すぐれた才能。上品な人がら。

【雅士】🔗🔉

【雅士】 ガシ 風雅な人。上品な人。『雅人ガジン』

漢字源 ページ 4806