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【雉尾扇】🔗🔉

【雉尾扇】 チビセン 儀仗ギジョウの一つ。周囲にきじの尾羽を飾った大きな扇。身分の高い人の供の者が持って歩く。

【雉兔】🔗🔉

【雉兔】 チト きじと、うさぎ。きじやうさぎを捕らえる者。猟師。「芻蕘者往焉、雉兔者往焉=芻蕘ノ者モ往キ、雉兔ノ者モ往ク」〔→孟子

【雉門】🔗🔉

【雉門】 チモン 天子の宮城の五つの門のうちの第二門。諸侯の宮殿の門。〔→春秋

【雉経】🔗🔉

【雉経】 チケイ 首をくくって自殺すること。▽「雉」も「経」も、まっすぐなひも。「雉経于新城之廟=新城ノ廟ニ雉経ス」〔→国語

【雉鶏】🔗🔉

【雉鶏】 チケイ きじのこと。「嗟我雖人、曾不如彼雉鶏=嗟我人ナリトイヘドモ、スナハチ彼ノ雉鶏ニダモシカズ」〔→韓愈

【雍】🔗🔉

【雍】 13画 隹部  区点=8022 16進=7036 シフトJIS=E8B4 《音読み》 ヨウ/ユ〈yng〉 《訓読み》 やわらぐ(やはらぐ)/ふさぐ/いだく 《意味》 {形・動}やわらぐ(ヤハラグ)。やんわりとつつんださま。やんわりとかかえこむ。また、なごやかに保つ。「雍和ヨウワ」「曷不粛雍=ナンゾ粛ミ雍ガザランヤ」〔→詩経{動}ふさぐ。ふさいで、通路を通じなくする。また、ふさがれて通じない。〈同義語〉→壅。「毋雍泉=泉ヲ雍グナカレ」〔→穀梁ヨウス{動}いだく。両手と胸の間にだく。〈同義語〉→擁。「雍樹ヨウジュ」 {名}まわりに堀をめぐらした建物。学校。〈同義語〉→廱。「辟雍ヘキヨウ(学校)」 {名}中国古代の九州の一つ。今の陝西センセイ省北西部から、甘粛カンシュク省にかけての地。雍州。▽去声に読む。 {名}秦シンの国のおこった地。今の陝西省中部の宝鶏・岐州のあたり。▽去声に読む。 《解字》 会意兼形声。雍のもとの字は、癰のを除いた部分と同じ。外わくで囲んで鳥を安全に守ることをあらわす。その左側の字(音ヨウ)は「水+邑(村里)」の会意文字で、堀をめぐらして、守った村や建物をあらわす。雍はその異体字。外部との道をふさいで、内部をなごやかに保つこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4810