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【鞭辟】🔗🔉

【鞭辟】 ベンペキ 身分の高い人の通る道をあけるために、むちで民衆を追い散らしていくこと。▽「辟」は、避(さける)。むちうち、励ます。努力してきり開く。▽「辟」は、闢ヘキ(ひらく)。

【鞭影】🔗🔉

【鞭影】 ベンエイ〈故事〉むちのかげ。よい馬は、実際にむちでうたれなくても、むちのかげを見ただけで走るということから、志のある者は、他から教えられたり、励まされたりしなくても、自分自身で学び、会得するということのたとえ。

【鞭撻】🔗🔉

【鞭撻】 ベンタツ むちでうってせきたてる。「鞭撻其夫家、聚斂貢城闕=ソノ夫家ヲ鞭撻シテ、聚斂シテ城闕ニ貢ガシム」〔→杜甫転じて、励ます。

【投鞭断流】🔗🔉

【投鞭断流】 ベンヲトウジテナガレヲタツ〈故事〉むちを投げこんで流れをせきとめる。人馬が多く、兵力が強大であることのたとえ。

【鞴】🔗🔉

【鞴】 19画 革部  区点=8070 16進=7066 シフトJIS=E8E4 《音読み》 ビ/ヒ/フク/ブク/ホ/ブ〈bi〉 《訓読み》 ふいごう(ふいがう) 《意味》 {名}飾りとして張りつけるかわ。車につけたかわの飾り。 {名}かわぶくろ。うつぼ。「鞴靫ホサイ(かわ製の矢入れ)」 {名}ふいごう(フイガウ)。ふいご。風を送りだして火をおこすかわ製のふくろ。▽訓の「ふいがう」は「吹き皮」の転じたもの。 《解字》 会意兼形声。右側の字は、ぴったりとそえる意を含む。鞴はそれを音符とし、革(かわ)を加えたもの。 《単語家族》 服(ぴったりとくっつく)と同系。 《熟語》 →下付・中付語

【韃】🔗🔉

【韃】 22画 革部  区点=8071 16進=7067 シフトJIS=E8E5 《音読み》 タツ/タチ/ダツ〈d〉 《訓読み》 むちうつ 《意味》 {動}むちうつ。〈同義語〉→撻タツ「韃靼ダッタン」とは、中国北方のモンゴル系民族の唐代から清シン代にかけての呼び名。はじめは一部族をさしたが、のちにはモンゴル族全体の呼び名となり、元ゲンの滅亡後は、北方にはしったモンゴル帝国の子孫をも呼んだ。▽タタール(Tatar)の音訳語。今の中国ではd=ad=aという。 《解字》 形声。「革(かわ)+音符達」。むちうつ音をあらわす擬声語。

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