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【音律】🔗🔉

【音律】 オンリツ 音楽の法則。音楽の調子。きまった音階。「協音律、作詩楽=音律ヲ協シ、詩楽ヲ作ル」〔→漢書音楽。

【音訓】🔗🔉

【音訓】 オンクン 「音義」と同じ。発音の上から文字の意味を解釈すること。〈類義語〉声訓。〔国〕漢字の字音と字訓。

【音書】🔗🔉

【音書】 オンショ「音信」と同じ。インショ 音韻についての書物。

【音通】🔗🔉

【音通】 オンツウ 発音が同じで意味がちがう二字の、一方の字を他方の字の意味に用いること。▽説エツは、悦エツ(よろこぶ)の音通という類。

【音容】🔗🔉

【音容】 オンヨウ 声と、すがたかたち。「一別、音容両渺茫=一別、音容ハ両ツナガラ渺茫タリ」〔→白居易

【音符】🔗🔉

【音符】 オンプ 意符に対して、漢字の構成部分で、音を示すもの。▽清・晴の「青」の類。〔国〕文字表記を助ける符号。日本語では、濁音符・半濁音符・長音符・促音符(ッ)・反復音符(々)など。音楽で、形によって音の長短を示し、五線譜の線に対する位置によって音の高低・長短を示す記号。楽譜を書くときに使う。

【音問】🔗🔉

【音問】 オンモン・オンブン おとずれる。たずねる。「音信」と同じ。

【音階】🔗🔉

【音階】 オンカイ 一定の音程によって、楽音を高さの順にならべたもの。楽曲をつくるもとになる。

【音程】🔗🔉

【音程】 オンテイ 二つの楽音の間の高さのへだたり。

【音博士】🔗🔉

【音博士】 オンハカセ〔国〕平安時代、大学で漢字の字音(呉音・漢音)を教授した教官。

【音楽】🔗🔉

【音楽】 オンガク 音によって構成した芸術。「音楽之所由来者遠、生於度量、本於太一=音楽ノ由来スル所ハ遠シ、度量ニ生ジ、太一ニ本ヅク」〔→呂覧

【音義】🔗🔉

【音義】 オンギ 文字の発音と意味。また、それを説いた書。『音訓オンクン』文字の発音に基づいて、語句の意味を説明すること。

【音節】🔗🔉

【音節】 オンセツ 音、または、音楽の調子。音調。言語学で、その言語の話し手が自然な発音をした場合の、音声上の最小単位をいう。▽核になる母音のところで口が開き、自然に山と谷が生じる。そのひと山を一音節という。日本語では、仮名一字の発音、中国語では漢字一字の発音が一音節に相当する。

漢字源 ページ 4896