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【初陽】🔗🔉

【初陽】 ショヨウ のぼったばかりの朝日。

【初潮】🔗🔉

【初潮】 ショチョウ はじめての月経。

【初頭】🔗🔉

【初頭】 ショトウ いちばんはじめ。

【初学記】🔗🔉

【初学記】 ショガクキ〈書物〉三〇巻。唐の徐堅ジョケン(659〜729)ほかの編。727年成立。唐の玄宗の勅命をうけて編集した類書(百科全書)。天・歳時・地・州郡・帝王など二三部に分かれ、各部はさらに天・日・月・星・雲など、三一三項目に分類されている。はじめに事実をのべ、そのあとにそれを対句で示し、最後にそれと関係のある古今の詩文を文体別にあげてある。引用資料の確実なことでは、同類の書の比較にならないといわれる。元来、玄宗の息子たちが詩文を作るさいの参考書として編まれたもので、「初学」の名もここからきている。

【券】🔗🔉

【券】 8画 刀部 [五年] 区点=2384 16進=3774 シフトJIS=8C94 《常用音訓》ケン 《音読み》 ケン/コン〈qun〉 《意味》 {名}手形。▽昔、木の札に約束ごとを書き、手の印形を押した。それを二つに割って、甲乙がその片方ずつを保存し、照らしあわせて証拠とするのを符(わりふ)といい、ひもで巻いて保存するものを券という。 {名}約束のしるしとする印紙やきっぷ。「証券」「車券」 《解字》 会意兼形声。原字は「釆(開いた手のひら)+両手」の会意文字で、拳(指をまいてにぎる)の原字でもある。券はそれに刀を加えたもので、開いた手をにぎることをあらわし、ひもで巻いて保存する手形。手形の文句を、小刀で木札に刻んだので、刀を加えた。 《単語家族》 卷ケン(=巻。まく)捲ケン(まく)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【券契】🔗🔉

【券契】 ケンケイ 約束のしるしの割り付。手形。

【券書】🔗🔉

【券書】 ケンショ 約束の書きつけ。証書。証文。

【剏】🔗🔉

【剏】 9画 刀部  区点=4976 16進=516C シフトJIS=998C 《音読み》 ソウ(サウ)/ショウ(シャウ)〈chung〉 《訓読み》 はじめる(はじむ) 《意味》 {動}はじめる(ハジム)。素材に対し、まず切れめを入れて形をつくりはじめる。▽創造の創と全く同じ。 {動・名}傷つける。また、傷。「剏傷ソウショウ」 《解字》 会意。刄はもと、刀の字の両わきに丶印をつけた形で、両刃の刀を示す。左はもと井で、四角いわく型を描いた象形文字。剏は「かたな+わく」で、刀でもって素材にわく型を刻みこむことを示す。最初にわく型を切りこむ意から、つくりはじめの意となる。作サクはその入声ニッショウ(つまり音)にあたる。

漢字源 ページ 490