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【頤】🔗🔉

【頤】 15画 頁部  区点=8085 16進=7075 シフトJIS=E8F3 《音読み》 イ〈y〉 《意味》 {名}おとがい(オトガヒ)。あご。上下左右から口を囲んでいるあご。下あご。 {動}あごをしゃくりあげる。あごでさしずする。「頤使イシ」 {動}やしなう(ヤシナフ)。栄養をとらせてやしなう。転じて、中にかこんで大事に育てること。「頤養イヨウ」 {名}周易の六十四卦カの一つ。震下艮上シンカゴンショウの形で、外側をかこんで、中に人をやしなうことをあらわす。 {助}語調を整える助辞。「夥頤カイ(おやまあ)」 《解字》 会意兼形声。左側の字は、下あごをたてにして描いた象形文字。頤はそれを音符とし、頁(あたま)を加えた字。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【頤和】🔗🔉

【頤和】 イワ 園の名。北京の西北、万寿山のふもとの昆明コンメイの湖畔にあり、清シン朝の皇帝の避暑地として用いられた。現在は人民公園。

【頤指】🔗🔉

【頤指】 イシ あごでさしずする。人をかってに使うこと。『頤使イシ・頤令イレイ』「今、陛下力制天下、頤指如意=今、陛下ハ天下ヲ力制シ、頤指スルコト意ノゴトシ」〔→漢書

【頤養】🔗🔉

【頤養】 イヨウ 養成する。はぐくむ。「頤養精神=精神ヲ頤養ス」〔→後漢書

【頷】🔗🔉

【頷】 16画 頁部  区点=8087 16進=7077 シフトJIS=E8F5 《音読み》 ガン/カン(カム)/ゴン(ゴム)〈hn〉 《訓読み》 おとがい(おとがひ)/あご/うなずく(うなづく) 《意味》 {名}おとがい(オトガヒ)。あご。物を含むあご。「豊頷ホウガン」 {動}うなずく(ウナヅク)。あごでうなずいて、承諾の意をあらわす。「玉皇頷首許帰去=玉皇首ヲ頷イテ帰リ去ランコトヲ許ス」〔→韓愈{形}顔のむくんで黄色いさま。 《解字》 会意兼形声。「頁(あたま)+音符含」で、食物を含むあごのこと。また、むくんで何か口に含んだような顔。 《単語家族》 含(ふくむ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4918