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【顧藉】🔗🔉

【顧藉】 コセキ =顧惜。気にかけて惜しむ。たいせつに思う。「不自貴重顧籍=ミヅカラハ貴重顧籍セズ」〔→韓愈

【顧炎武】🔗🔉

【顧炎武】 コエンブ〈人名〉1613〜82 明ミン末清シン初の学者。字アザナは寧人、号は亭林。江蘇コウソ省崑山コンザンの人。明末の主観的な学風に反対し、実用と考証を重んじて、清代の学問に新風を送りこんだが、清の朝廷には仕えなかった。著に『日知録』『音学五書』などがある。

【顧長康】🔗🔉

【顧長康】 コチョウコウ・コガイシ〈人名〉[ガイ]之は本名。東晋トウシンの画家。無錫ムシャク(江蘇コウソ省)の人。長康は字アザナ。人物画にすぐれ「女史箴図シンズ」が現存する。また、博学で才気があり、著に『啓蒙記』『文集』などがある。→「漸入佳境ヨウヤクカキョウニイル」

【顧野王】🔗🔉

【顧野王】 コヤオウ〈人名〉519〜81 南北朝時代、梁リョウ・陳チン代の学者・画家。字アザナは希馮キヒョウ。呉ゴ(江蘇コウソ省蘇州市)の人。文字・天文・地理に詳しかった。著に『玉篇』『輿地ヨチ志』などがある。

【顫】🔗🔉

【顫】 22画 頁部  区点=8092 16進=707C シフトJIS=E8FA 《音読み》 セン〈zhn・chn〉 《訓読み》 ふるえる(ふるふ)/ゆらぐ 《意味》 {動}ふるえる(フルフ)。ゆらぐ。上下にゆれ動く。〈類義語〉→戦。「水精鸚鵡、釵頭顫=水精ノ鸚鵡、釵頭ニ顫グ」 {動・形}鼻がひくひく動く。鼻がよくきく。「鼻徹為顫=鼻ノ徹スルヲ顫ト為ス」〔→荘子〕 《解字》 形声。「頁(あたま)+音符亶タン・セン」で、頭がふるえて安定しないことをあらわす。 《単語家族》 煽セン(あおぐ)戦栗の戦(ふるえる)と同系。 《熟語》 →熟語

【顫動】🔗🔉

【顫動】 センドウ ぶるぶるふるえる。また、ふるわせる。

【顰】🔗🔉

【顰】 24画 頁部  区点=8094 16進=707E シフトJIS=E8FC 《音読み》 ヒン/ビン〈pn〉 《訓読み》 しかめる(しかむ)/ひそめる(ひそむ)/ひそみ 《意味》 {動}しかめる(シカム)。ひそめる(ヒソム)。しわをよせる。心配や、不快のために顔をしかめる。眉マユをひそめる。〈同義語〉→頻。「顰蹙ヒンシュク」 {名}ひそみ。顔をしかめること。眉をひそめること。 《解字》 会意兼形声。頻ヒンは、間隔をつめてぎりぎりに近よせること。顰は「卑(ひくい、ひくめる)+音符頻」で、頭をひくめて、眉マユの間隔を近よせることをあらわす。 《単語家族》 瀕ヒン(水ぎわぎりぎりに近よる)濱ヒン(=浜。水ぎわぎりぎりに近よる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 4942