【養女】 ヨウジョ 養子に対して、他人であるが、その人の子となった女。

【養心】 ヨウシン・ココロヲヤシナウ 心をりっぱなものに育てる。人間が生来持っているよい心を力づけて、さらにりっぱにする。「養心莫善於寡欲＝心ヲ養フハ寡欲ヨリ善キハナシ」〔→孟子〕

【養生】 ヨウジョウ 健康にじゅうぶん注意して、からだをじょうぶにする。『養命ヨウメイ』セイヲヤシナウ生きる力をやしなう。生きている人に食べ物を与えて生活させること。▽は、ヨウセイとも読む。「養生喪死無憾、王道之始也＝生ヲ養ヒ死ヲ喪ヒ憾ミ無キハ、王道ノ始メナリ」〔→孟子〕〔国〕病気の手当てをすること。

【養正】 ヨウセイ・セイヲヤシナウ 正しい道理をおさめること。〔→易経〕

【養民】 ヨウミン・タミヲヤシナウ 人民に食物をいきわたらせ、生活を保障すること。「政在養民＝政ハ民ヲ養フニ在リ」〔→書経〕

【養気】 ヨウキ 万物をやしない育てる気。キヲヤシナウ道家で、外物にそこなわれないように心身の元気を守ること。キヲヤシナウいきいきした活力を育てる。→〈意味〉

【養成】 ヨウセイ やしない育てる。教え導いて一人前にしあげる。

【養老】 ヨウロウ・ロウヲヤシナウ 老人をいたわって安楽に生活させること。〔→礼記〕